2022.02.28

54日ぶりに試合を行った滋賀レイクスターズ…「1勝できたのはすごく大きな収穫」

三遠との2戦で好パフォーマンスを見せたキーファー・ラベナ[写真]=B.LEAGUE
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 2月26・27日、滋賀レイクスターズは敵地で三遠ネオフェニックスと対戦した。

 滋賀は新型コロナウイルス感染症拡大のため、1月2・3日に行われた秋田ノーザンハピネッツ戦以降すべての試合が中止となり、約50日ぶりにコートへ立った。第1戦の立ち上がりは長らくゲームから離れていたこともあり、ミスを連発。第1クォーターだけで32点を奪われてしまったが、第2クォーターにショーン・オマラのインサイドアタックを中心に34得点を奪った。

 第2クォーターでリズムをつかんだ滋賀は、後半に入ってもインサイドを中心に得点を挙げて一時15点差まで広げることに成功。最後の10分間で相手の猛攻を受け、試合残り41秒には100-99とどちらに転ぶか分からない展開となったが、獲得したフリースローをきっちり沈め104-100で白星を飾った。

 翌日の第2戦は第2クォーター以降相手に試合の流れをつかまれてしまい、常にリードを許す苦しい展開に。第4クォーターで29得点を奪って意地を見せたが、80-93で試合終了となり、2連勝を挙げることはできなかった。

 滋賀は試合終了後コメントを発表。スペイン代表に招集されたルイス・ギルヘッドコーチに代わって指揮を執った保田尭之アシスタントコーチは、「2カ月近く競争から外れ、なんとか1勝を挙げることができたのはすごく大きな収穫だったと思います」とコメント。「(第2戦は)選手たちがとても疲れているなか、最後のラスト3分で自分たちがやらなければならない哲学の部分を見せられたのはとても良かったと思います」と前向きにとらえた。

 また、第2戦でチームトップの28得点を挙げたキーファー・ラベナも保田ACと同様に「50日以上空いた中での最初の試合を勝てたということは、チームにとってもブースターにとっても大きな勝ちだった」と久しぶりの勝利に喜びを感じたもよう。「(第2戦で)負けてしまったことは残念ではありますが、その中でもポジティブなところはいくつかあったので、とにかくここからネガティブにならないこと。次の試合があるということをポジティブに捉えてやっていきたいと思います」と早くも次の試合を見据えた。

 滋賀は三遠との2試合を終えて、通算成績を10勝18敗とした。今週水曜日にホームで富山グラウジーズと対戦する。

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