2022.02.28

シャンソン、トヨタ紡織、三菱電機がプレーオフ進出を決める/Wリーグ第14節

第2戦では6本の3ポイントを沈め、27得点を挙げた根本/写真は1月9日の富士通戦のもの[写真]=W LEAGUE
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 2月26日から27日にかけて、各地でWリーグ第14節が行われた。

 シャンソン化粧品シャンソンVマジックと日立ハイテククーガーズの第1戦は、吉田舞衣が24得点7リバウンドと活躍し、シャンソンが72-67で勝利する。続く第2戦では、谷村里佳と北村悠貴が20得点を挙げ、日立ハイテクが74-73で接戦を制した。

 三菱電機コアラーズは東京羽田ヴィッキーズと敵地で対戦した。チーム全体でバランス良く得点を重ねた三菱電機が、79-57で第1戦に勝利すると、第2戦では根本葉瑠乃が27得点と躍動。84-60で再び快勝し、三菱電機が見事な連勝を飾った。

 トヨタ紡織サンシャインラビッツとアイシンウィングスの第1戦では、白慶花の14得点を筆頭に4選手が2ケタ得点を挙げたトヨタ紡織が77-49で快勝する。さらに第2戦でも白が14得点を奪うと、トヨタ紡織は再び4選手が2ケタ得点を挙げ、76-56で連勝を収めた。

 デンソーアイリスと山梨クィーンビーズの第1戦では、髙田真希が23得点11リバウンド5アシストと存在感を発揮し、デンソーが103-64と大差をつけて勝利。髙田は第2戦でも25得点9リバウンドと活躍し、90-53でデンソーが連勝を飾った。

 新潟アルビレックス BBラビッツとプレステージ・インターナショナル アランマーレの第1戦では、金沢みどりが15得点6リバウンド6アシスト5スティールとオールラウンドに活躍し、新潟が82-69で勝利する。しかし、第2戦では久岡真歩子、コナテカディジャ、平松飛鳥の3選手が18得点を挙げたアランマーレが、78-67でリベンジを果たした。

 この結果、シャンソン、トヨタ紡織、三菱電機の8位以上が確定し、第23回Wリーグのプレーオフ進出が決定。すでにデンソー、富士通レッドウェーブ、ENEOSサンフラワーズ、トヨタ自動車アンテロープスもプレーオフ進出が決まっており、残す枠はあと1つとなった。

 対戦結果、次節の対戦は以下のとおり。

■【第14節】試合結果
※左側がホームチーム、ニュートラルゲーム(中立地開催)は「N」と記載

シャンソン vs 日立ハイテク(N)
第1戦 72-67
第2戦 73-74

東京羽田 vs 三菱電機
第1戦 57-79
第2戦 60-84

トヨタ紡織 vs アイシン(N)
第1戦 77-49
第2戦 76-56

デンソー vs 山梨QB(N)
第1戦 103-64
第2戦 90-53

新潟 vs アランマーレ
第1戦 82-69
第2戦 67-78

富士通 vs トヨタ自動車(N) ※開催中止

■【第15節】対戦カード
※左側がホームチーム、ニュートラルゲーム(中立地開催)は「N」と記載

▲3月5日
12:00 東京羽田 vs 日立ハイテク
13:30 山梨QB vs 三菱電機
15:00 トヨタ自動車 vs デンソー(N)
17:30 富士通 vs ENEOS(N)

▲3月6日
12:00 東京羽田 vs 日立ハイテク
13:30 山梨QB vs 三菱電機
15:00 トヨタ自動車 vs デンソー(N)
17:30 富士通 vs ENEOS(N)