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ミスティクスのHCを務めるマイク・ティボー氏[写真]=Getty Images
富士通レッドウェーブは14日、町田瑠唯がWNBAのワシントン・ミスティクスと契約を結んだと発表した。
現在28歳の町田は、162センチ57キロのポイントガード。札幌山の手高校卒業後の2011年に富士通へ加入し、2011-12シーズンにルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。その後もチームの中心選手として活躍し、2021ー22シーズンは1試合平均10.7得点4.6リバウンド8.3アシストを記録している。
同選手は第23回Wリーグに参戦中のため、今シーズンのプレーオフ終了までは富士通でプレー。その後渡米し、今年5月に開幕するWNBAの新シーズンへ挑むことになる。
ミスティクスは富士通のリリースに合わせ、加入を正式発表。同チームの指揮を執るマイク・ティボーヘッドコーチは「我々のプレースタイルに完璧にフィットする」と町田の加入を歓迎した。
「(町田は)オフェンス面でテンポを上げ、ハーフコートでもトランジションでもチームメートに素晴らしい機会をもたらす。彼女は我々のどのガードとも組むことが可能なため、異なるラインアップも組める。チームメートは彼女とのプレーを楽しみ、ファンも彼女のプレーを見ることを楽しむだろう」
WNBAは全12チームをイースタン、ウェスタンの2地区に分けて戦うリーグで、ミスティクスは2019年にリーグ制覇を達成。ティボーHCは2006、2008、2013年にリーグの最優秀HC賞を受賞した経験を持っている。日本を代表するポイントガードは、経験豊富な指揮官のもとどのようなプレーを見せてくれるのだろうか。