2022.02.28

ブレイザーズが腹部を手術したリラードの状態を発表…2〜3週間後に再検査へ

リラードは下腹部の腱障害のため先月手術を受けた[写真]=Getty Images
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 ポートランド・トレイルブレイザーズは28日(現地時間27日、日付は以下同)、先日腹部を手術したデイミアン・リラードの状態について明らかにし、初期のリハビリを順調におこなっていると発表した。

 現在31歳の同選手は、188センチ89キロのポイントガード。今シーズンは29試合に先発出場し、平均36.4分24.0得点7.3アシスト4.1リバウンドを記録したが、下腹部の腱障害のため1月1日のロサンゼルス・レイカーズ戦を最後に欠場していた。

 リラードはここ数年下腹部に痛みを抱えながらプレーしており、昨年11月には記者団に対して「(痛みを抱えながら)プレーすることは慣れているし、いいプレーをしてきたけれど、どうしても苛立ちにつながってしまうんだ」と心境を吐露。そのため、先月中旬に手術へと踏み切っていた。

 球団によると同選手は、来週にもリハビリプロトコルのリコンディショニングフェーズを開始するといい、2〜3週間後に患部を再検査するという。

 リラードは手術終了後、メディアに対して「僕の第1目標は優勝すること。それを実現するために自分はベストの状態でなければいけないから、復帰は急いでいない。僕は指名権のためにプレーしていないし、そういうことはできない」とコメント。なかなか調子の上がらないチームの現状を鑑みて自らの意思を表明した。

 ブレイザーズは現在25勝36敗でウェスタン・カンファレンス10位と、ぎりぎりプレーイン・トーナメント圏内に踏みとどまっている。この先プレーイン圏外に落ちるようなことがあれば、リラードがコートに立つ姿を今シーズンは見られないかもしれない。

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