2022.07.09

デイミアン・リラードがブレイザーズと2年約166億円の超巨額な延長契約に合意

リラードは2026-27シーズンまでブレイザーズの契約下となった[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 7月9日(現地時間8日、日付は以下同)。デイミアン・リラードポートランド・トレイルブレイザーズと新たに2年1億2200万ドル(約165億9200万円)の延長契約に合意したと『ESPN』のボビー・マークス、『Andscape』のマーク・J・スピアーズ記者が報じた。

 すでにブレイザーズとスーパーマックス額で延長契約を結んでいたリラードは、今回の延長契約によって2026-27シーズンまでブレイザーズの契約下に入ることとなった。

 リラードはチーム在籍10シーズン目を終えたスコアリングガード。昨季はここ数年悩まされてきた腹部の手術に踏み切って自身初の長期離脱となり、29試合のみの出場で平均36.4分24.0得点4.1リバウンド7.3アシスト。

 それでも、9日に『ESPN』のインタビューに応じたリラードは、長期離脱でフラストレーションがたまったものの、「俺の身体は特定の部分において以前よりも強靭になっている」と話しており、今回の手術と休養によってより長期間戦うことを助けてくれると感じているようだ。

 ブレイザーズは昨季ウェスタン・カンファレンス13位の27勝55敗でプレーオフ進出を逃したものの、レギュラーシーズン終了後に積極果敢に補強を断行している。

 ドラフトでは1巡目全体7位でシェイドン・シャープを指名し、トレードでデトロイト・ピストンズから万能フォワードのジェレミー・グラントを獲得。フリーエージェント(FA)戦線ではユスフ・ヌルキッチアンファニー・サイモンズ、ドリュー・ユーバンクスと再契約し、ゲイリー・ペイトン二世の獲得にも成功。

 ジョシュ・ハートやジャスティス・ウィンズロウも契約下にいることから、今季ブレイザーズはリラードが健康体を取り戻して復帰できるのであれば、2シーズンぶりのプレーオフ返り咲きを十分狙える戦力で臨むことができそうだ。

デイミアン・リラードの関連記事