2022.03.10
10月24日、滋賀レイクスターズが敵地で名古屋ダイヤモンドドルフィンズと対戦し、110-79で大勝を収めた。
第1戦で名古屋Dに68-107と大敗を喫した滋賀。第2戦は試合開始直後からエネルギー全開で臨み、第1クォーターだけで31得点を奪う。その後名古屋Dの反撃を許す場面が見られたものの、主導権は渡さず。最後まで攻撃の手を緩めなかった滋賀が31点差で勝利した。
試合後、滋賀のルイス・ギルヘッドコーチは、「今日の試合は選手の勝利だった。戦術を変えたわけではないですが、選手たちはメンタルを変えてくれた」と前日の大敗から気持ちを入れ替えた選手たちを称賛。「選手たちがメンタルを変えてくれたことにすごく満足しています。短期間でこれだけ変化できるという点ではとてもいいチームだと思う」と誇った。
選手たちの変化は試合開始直後から見られた。第1戦では名古屋Dの伊藤達哉や齋藤拓実、レイ・パークスジュニアらにかき回され、ディフェンスで後手を踏んだ。だが、第2戦ではスタートから激しいプレッシャーをかけ、相手のガード陣に自由を与えなかった。
さらに、第2戦でBリーグ初先発を飾ったキーファー・ラベナの活躍も大きかった。背番号15は第1クォーターだけで3本の3ポイントシュートを沈めてチームに勢いを与えると、後半は的確なパスで味方の得点をアシスト。そのうえ3スティールを記録するなどディフェンス面でも活躍を見せた。
殊勲の活躍で勝利に貢献したラベナは、クラブ公式HPでコメント。「今日の試合をしっかりと勝てたことが一番良かった。みんながそれぞれの役割を果たしながらシュートをいいところで決めてくれたし、自分たちは若いチームであるからこそ、昨日の負けからバウンスバックして今日勝てた結果はチームにとっても良かったと思います」と喜びをあらわにした。
滋賀は平均25.5歳とB1で最も若いチームで臨んでいるだけに、第1戦の大敗には動揺が走っただろう。それだけに、第2戦で見事に立て直し、大勝したことはチーム・選手にとって大きな財産となったはずだ。
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