2022.10.20

『島田のマイク』103回が公開…Bリーグの『将来構想』についてチェアマンが熱く語る!

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 10月20日、Bリーグ・島田慎二チェアマンのポッドキャスト番組『島田のマイク』第103回が配信。番組内では、9月28日に定時会員総会で承認されたBリーグの『将来構想』について触れられた。

 2026-27シーズンから始まる新たなリーグでは、B1リーグ参入のライセンス付与にあたり3つの条件が課される。今後、B1所属チームは平均入場者数が4000人以上、収容人数5000人以上といった新基準のアリーナを年間109日で確保、売上高が12億円以上といったルールをクリアする必要があり、シーズンの対戦成績による昇降格制度は廃止となる。

 島田チェアマンは「Bリーグができて10年目となる2026年で現体制から変わろうと。Bリーグがもっとメジャーになるためには、ちゃんとビジネスとして回るモデルに変えていかないと、持続的に成長するのは難しい」と、リーグの発展を見込んでの計画であると語った。

 現在は戦績による昇降格制度を採用しているが、島田チェアマンは「選手がフィーチャーされがちになり、ビジネスの現場にリソースを割くことができない」と説明。球団の経営面を考慮する必要があり、資金力の有無による戦力格差を解消したいという意向を示した。

 新たに設けた基準については批判を受けることもあるが、プランは全クラブの社長と協議して進めていると島田チェアマンは強調。「どうやったらリーグが盛り上がるのか、選手やファンにとって魅力なのかということを考えています」。

 リーグの未来について熱く思いを語った島田チェアマン。「ここからが本当の勝負かなと。紆余曲折しながらアウトプットさせていただくので、もう少々お待ちください」と話し、番組を締めくくった。

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