2023.06.22

Bリーグ“MVP論争”に島田チェアマンが言及「賛否両論が巻き起こりましたけど…」

『島田のマイク』第138回が公開
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 6月22日、Bリーグ・島田慎二チェアマンのポッドキャスト番組『島田のマイク』第138回が配信され、全日程を終了した2022-23シーズンについて振り返った。

 琉球ゴールデンキングスの初優勝で幕を閉じたBリーグは、6月2日の「B.LEAGUE AWARD SHOW 2022-23」をもってシーズン終了。島田チェアマンはファンやブースターと同様に「週末に試合がないとやっぱり寂しく感じますよね」と率直な思いを口にしつつ、コロナ禍を経て過去最高の入場者数(※B1平均3466人)を記録した点についても触れ、「総じて本当に良かったなと。良いシーズンだったなというのが率直な感想です」と語った。

 今シーズンも含め新型コロナウイルスに苦しめられた過去3年を振り返り、特に2年連続で中止を余儀なくされたオールスターゲームについては「準備して現地にも足を運んで、ステークホルダーのみなさんと調整して中止の判断をしたのが1月。本当に直前だった。各クラブも集客していたのにチケット払い戻しの判断をしなきゃいけないのは辛い」と苦渋の決断だったことを明かした。

 島田チェアマンは「頑張っても本当に報われるんだっけ、というような感じ。みんな感情を押し殺しながら仕事をしていたと思う」とBリーグ運営に携わったあらゆる関係者の思いを推し量りつつ、「でも前には進まなきゃいけない。みんな心が折れていたかもしれないけど、頑張ってくれたBリーグスタッフ、クラブスタッフ、難しい状況のなかコンディションを調整してくれた選手にも感謝ですよね。ステークホルダー、ご支援してくれた方々にも感謝しているのですが、リーグの中の人たちにも感謝です」と、苦境をともに乗り越えた関係者への謝辞を述べた。

 続けて、様々な議論が沸き起こった河村勇輝横浜ビー・コルセアーズ)のレギュラーシーズンMVP受賞についても、「ネット界隈でいろいろな意見があって、賛否両論が巻き起こりましたけど、いろいろな見方がある」と言及。あらためて「感覚的に誰かがエイヤーと決めたものではない」と投票によって決められたことを説明しつつ、「決め方の妥当性の議論と、そもそも“あの決め方なんだよ”というのを発表の段階でわかるようにファンの皆さまに伝えてあげる配慮というのが必要だという部分には少し改善の余地があったかと思う」ともコメントした。

 今回話題になったMVP選考と発表の過程に限らず、「今までこうだったから…という固定概念は振り払って、ルールの決め方を検討するべき」と、あらゆる問題に対して柔軟に対応していく考えを示し、「普遍的なリーグの理念とか、社会的大義とか、絶対に譲れない思想は変えないべきだと思うけど、エンターテインメントなので。細かいルールはみんなが楽しめるエッセンスがあればどんどん変えていけばいいと思う」と、今後もBリーグをアップデートしていくことを誓った。

 また、ポッドキャスト番組『島田のマイク』のみならず『note』や『Twitter』などを通じてチェアマン自身の考えを発信することで、「(ファンの)皆さんからバーっと声が届くわけですよ。そうするとBリーグやクラブのスタッフも皆みている。ファンの人がこういうふうに感じているんだということを感覚的に知ることができる」とSNS上での交流に大きな意味があると説明。「ニーズに応えるためには空気感を知るべきなんですよね。なかなかそんなに簡単じゃないので、私にも役割があるなと思ってSNSで発信しています」と思いを語った。

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