2024.07.27

アメリカの旗手を担ったレブロン、自身4度目の五輪は「次世代を鼓舞する素晴らしい機会」

純白の衣装を身にまとったレブロン[写真]=Getty Images
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 2012年のロンドンオリンピックに続き、12年ぶりにオリンピックの舞台へと戻ってきた男子アメリカ代表(FIBAランキング1位)のレブロン・ジェームズ。7月27日に行われた開会式ではアメリカの旗手も務め、バスケットボールだけでなくチームUSA全体のアイコンとして存在感を放っている。

 そんな開会式でのレブロンの様子を、アメリカ代表の公式Xアカウントが投稿。「いつもと違うことは、常に新しい経験になるだろう」と語り始め、自身4度目のオリンピックについて想いを語った。

「これまでオリンピアンになったことのない選手もいる。だから、ここでの瞬間のすべてを体感してもらいたいんだ。それに、僕にとっても次の世代にインスピレーションを与える素晴らしい機会だと感じている」

「ここにいられることにとても興奮しているよ。ギリシャのアテネ大会、北京大会、ロンドン大会、そして今回のパリ大会。僕はその一部だった。これらは常に特別なものだ。この2024年、フランスだけではなくアメリカを代表してここにいる他のオリンピアンにとっても特別な瞬間になるだろう」

 アンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)やタイリース・ハリバートン(インディアナ・ペイサーズ)など、今回が初めてのオリンピックとなる若手メンバーもロスターに加えているアメリカ。レブロンが語るように、チームUSAのメンタリティーを次世代に受け継ぐ場としてオリンピックは理想のイベントだろう。

 グループ予選ではニコラ・ヨキッチ擁するセルビア代表(同4位)や、エキシビジョンゲームで激闘を演じた南スーダン代表(同33位)など、容易には撃破できないチームとの対戦を控えているアメリカ。5大会連続17度目の戴冠に向け、まずは決勝トーナメント進出を確実にしたいところだ。

星条旗を掲げたレブロン[写真]=Getty Images

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