2023.07.19

B1信州のマクヘンリーが現役引退「別の席からバスケを楽しもうと思います」

現役引退を表明したマクヘンリー[写真]=B.LEAGUE
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 信州ブレイブウォリアーズは7月19日、アンソニー・マクヘンリーが2022-23シーズン限りで現役引退することを発表した。

 マクヘンリーはアメリカ出身の40歳。イギリスとNBA下部Dリーグ(現Gリーグ)でのプレーを経て来日すると、2008年から2017年まで琉球ゴールデンキングスでプレーし、bjリーグ時代にレギュラーシーズンMVP、ベスト5に3度選出されるなど活躍。Bリーグ開幕2年目に信州へ移籍し、加入6年目だった2022-23シーズンは、54試合の出場で1試合平均10.8得点7.2リバウンド1.2ブロック1.4スティールをマークした。

 不惑を迎えてもなおコート上で健在ぶりを示していたものの、マクヘンリーは「色々な可能性を考慮した上で、バスケットボール選手を引退する決断をしました」と、クラブを通じて第一線から退くことをファンに報告。

 日本で所属した琉球と信州のクラブ関係者、チームメート、ブースターへの感謝を示し、「私だけでなく私の家族が日本で過ごした沢山の時間が、どれだけ私たちの人生にインパクトとをもたらしたか計り知れません。チームの成功にまだ貢献できるかもしれませんが、プレーから離れる時が来たのだと思い、今後は別の席からバスケットボールを楽しもうと思います」とコメントを寄せた。

 Bリーグでは通算358試合に出場し、4323得点1423アシスト2699リバウンドをマーク。412ブロックと505スティールは2022-23シーズン終了時点で歴代5位にランクインした。

■ マクヘンリー コメント全文
「色々な可能性を考慮した上で、バスケットボール選手を引退する決断をしました。先ず最初に、私にチャンスを与えてくれた2つの球団、琉球ゴールデンキングス信州ブレイブウォリアーズに感謝します。素晴らしいチームメイトやコーチと共にプレーできたこと、そしてクラブスタッフとともに働けたことは決して忘れません。
 私だけでなく私の家族が日本で過ごした沢山の時間が、どれだけ私たちの人生にインパクトとをもたらしたか計り知れません。チームの成功にまだ貢献できるかもしれませんが、プレーから離れる時が来たのだと思い、今後は別の席からバスケットボールを楽しもうと思います!
 そして、私と私の家族が日本で過ごした時間を支えてくださったブースターの皆さんにもありがとうと伝えたいです。温かく迎え入れてくれただけでなく、沢山のサポートが私たちの心を満たしてくれました。母国の友人や家族から離れていても寂しくなく過ごすことができたのは、日本に滞在中関わってくださった皆さんからの愛情のおかげで感謝の念に堪えません。
 昔と今のチームメイトやコーチには、私のキャリアだけでなく人生においてもどれだけの影響を与えてくれたか感謝してもしきれません。私も彼らにとって同じような存在であったのであれば幸いです。
 日本で過ごした全ての時間が私にとって大切な財産でありそれが変わる事はありません。またどこかでお会いしましょう」

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