2023.09.11

Bリーグ昨季王者の琉球が緊急補強…“大黒柱”負傷発表直後に前A東京のカークと契約合意

昨シーズンはA東京でプレーしたアレックス・カーク[写真]=B.LEAGUE
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 9月11日、Bリーグ王者として新シーズンを迎える琉球ゴールデンキングスは、前アルバルク東京アレックス・カークと2023-24シーズンの選手契約に合意したと発表した。

 アメリカ出身で現在31歳のカークは、211センチ114キロのセンター。2014年にNBAのクリーブランド・キャバリアーズでプレーした経験を持ち、2017年から6シーズンに渡ってA東京でプレー。2017-18シーズンと2018-19シーズンのBリーグ連覇に貢献し、昨シーズンはレギュラーシーズン59試合の出場で、1試合平均8.9得点5.4リバウンド0.7ブロックの成績を残した。

 カークの新天地となる琉球は、昨シーズンの優勝に大きく貢献したアレン・ダーラムジャック・クーリー、新戦力のヴィック・ローもあわせた3人で外国籍3枠を埋めていたが、11日付で昨シーズンのリバウンド王に輝いたクーリーが全治未定の「右膝蓋靭帯炎」でインジュアリーリスト入り。

 2023-24シーズン開幕まで1カ月をきったタイミングで“大黒柱”が負傷離脱する緊急事態に見舞われたなか、5月にA東京より契約満了が発表されていたカークに白羽の矢が立った。

 前年王者への加入が決まったカークは「日本で最高の球団に入団できること、そしてBリーグ連覇に向けて貢献できることにとても興奮しています。毎日ベストを尽くします。キングスという組織と、ファンの皆さまのサポートに感謝いたします」と琉球を通じてコメントした。

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