2023.12.18

天皇杯敗退から立て直し、雪辱を果たしたアルバルク東京「自分たちのバスケをリディームした」

キャプテンのバランスキー(中央)を中心に見事な立て直しを見せたA東京[写真]=B.LEAGUE
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 12月17日、Bリーグの第12節が各地で行われ、アルバルク東京長崎ヴェルカとアウェーで対戦。クラブは公式ホームページをとおして、試合後のコメントを伝えている。

 13日に行われた天皇杯の3次ラウンドでは、長崎に79-87で敗れたA東京。それでも、奇しくも3連戦となった長崎との第12節では、第1戦で71-62、第2戦で94-84とリベンジし、リーグ戦では4連勝を飾った。

 デイニアス・アドマイティスヘッドコーチは、「集中力を切らさず、フィジカル面で負けないこと、この2つが長い時間できたことが勝因だと思っています」と試合を振り返ると、第2戦で25得点9リバウンドと躍動したセバスチャン・サイズは、チームの成熟度についても触れた。

「水曜日の天皇杯で負けていましたので、昨日今日としっかり連勝できたことはチームにとってプラスです。いい形でチームケミストリーを築けていて、フィット感もありますし、新加入選手もチームのやるべきことの理解度が高いので、それを継続したことが勝利につながっていると思います」

大黒柱としてチームを支えるサイズ[写真]=B.LEAGUE

 また、主将を務めるザック・バランスキーは、「天皇杯で負けて、あとはリーグ戦を勝つしかなくなったので、そこに集中を切り替えました。自分たちのバスケをリディームして、ディフェンスチームであることを再認識してプレーした結果、2連勝できたと思います」と悔しい敗戦からの立て直しについて語った。

「誰が出ても戦力は落ちないし、全員で戦ってこそのアルバルク」と語るキャプテンは、「全員で守ってリバウンドを取って、落ち着いて攻めるのがアルバルクのバスケなので、それを証明することができたと思います」と勝利を噛み締めた。

 天皇杯はベスト8で敗退となったものの、リーグ戦では18勝3敗で東地区の首位をキープ。安定した強さを見せるA東京の戦いから目が離せない。

第2戦ではテーブス海も25得点とハイパフォーマンスを発揮した[写真]=B.LEAGUE

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