2023.12.18

名古屋Dに連勝を収めた河村勇輝「日によってヒーローが出てくるのが横浜BCの強み」

チームの連勝に貢献した河村[写真]=B.LEAGUE
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 12月17日、Bリーグの第12節が各地で行われ、横浜ビー・コルセアーズ名古屋ダイヤモンドドルフィンズとホームで対戦。クラブは公式ホームページをとおして、試合後のコメントを伝えている。

 この試合ではリードする展開が続いていた横浜BCだが、第4クォーター最後の約3分間で、名古屋Dに8-0のランを作られ、オーバータイムへ突入してしまう。それでも、延長戦では河村勇輝杉浦佑成の3ポイントでリードを握り、83-80で西地区2位の強豪相手に連勝を飾った。

 6本の3ポイントを沈め、キャリアハイの26得点と躍動した杉浦は、「出だしから激しく試合に入ることができて、自分たちの流れに持って来れたことが良かったです。途中で追いつかれる場面もありましたが、そこで崩れずにチームで戦って勝ち切れたので、とてもうれしいです」と激闘を振り返った。

確率良く得点を重ねた杉浦[写真]=B.LEAGUE

 11得点9アシストをマークしたエースの河村は、「バックトゥバックで強豪の名古屋Dに連勝できたことはチームの成長です。シーズンを通してホームで連勝することの難しさを感じていたので、そこでもチームの成長を感じれた試合でした」と勝利を噛み締めつつ、自身のプレーについても言及した。

「今日の佑成さんであったり、日によっていろんなヒーローが出てくるチームであることが横浜BCのアイデンティティになると思うので、常に僕がペイントアタックしていくこと、クリエイトすることは忘れずに、その部分を意識しながらのゲームコントロールも今後の試合でやっていきたいです」

 また、約15分間のプレーで8アシストを記録した森井健太は、「2日間通して、リバウンドとディフェンスの意識を持てていたので、その部分は継続して戦いたいです。しかし、流れを渡してしまう場面もあったので、どうゲームを作っていくかなど、自分自身もまだまだ改善するところがたくさんあります」と語り、チームとしてのさらなる成長へ目を向けた。

 現在9勝12敗で中地区6位につける横浜BCが、この2連勝を浮上のきっかけとできるか注目だ。

森井は味方のシュートチャンスを作り出し、アシストを量産した[写真]=B.LEAGUE

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