2024.04.04

【B2第30節 見どころ】滋賀が福岡と直接対決…連勝で地区優勝を決められるか

西地区優勝マジック「3」の滋賀が福岡との大一番の臨む [写真]=B.LEAGUE
2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

 第25節以降は1勝1敗の節が続き、水曜日開催の第28節はバンビシャス奈良に今シーズン最少の42得点に封じられて敗れたライジングゼファー福岡。前節の愛媛オレンジバイキングス戦も第1戦を取りながら第2戦を落とし、地区首位の滋賀レイクスとのゲーム差は広がってしまった。次節にも西地区3位の熊本ヴォルターズ戦が控えているが、まずは今節の滋賀との最終決戦に全力投球し、地区優勝への望みをつなぎたい。

 その滋賀は奈良のディフェンスに苦しんだ場面もありつつ連勝を収め、地区優勝マジックを「3」とした。第1戦を出場停止となったジャスティン・バーレルは第2戦で11得点11リバウンドをマークし、湧川颯斗も第2戦で自己最多の10アシスト。湧川は直近の6試合で平均6.0アシストとパスが冴えており、シーズン終盤に存在感を増している。

 滋賀のマジック対象である福岡は、この直接対決で連敗すれば目の前で優勝を決められてしまう。今シーズンの対戦で3勝1敗とリードしている点は好材料だが、ターンオーバーは多い傾向にあり、唯一敗れた第25節第2戦はファウルもかさんだ。あとがない現状への危機感を積極性や力強さで表現する一方で、滋賀のペースに乗らないよう冷静な試合運びを心がける必要がある。その意味では、ガード陣のゲームコントロールが試合展開を大きく左右することになるだろう。好調の湧川やキーファー・ラベナに対するディフェンスも、もちろん重要度は高い。

福岡の先発ポイントガードを務める兒玉貴通 [写真]=B.LEAGUE

 アルティーリ千葉に連敗した福島ファイヤーボンズは、今節の結果次第では「日本生命 B2 PLAYOFFS 2023-24」への道が閉ざされるため、連勝が必須。前々節にプレーオフ進出が決まった越谷アルファーズも前節は山形ワイヴァンズと1勝1敗に終わり、リーグ全体3位での進出は厳しくなりつつある。今シーズンの対戦は双方2勝2敗。福島が勝利した2試合はいずれも3ポイントシュート成功率が5割を超えており、越谷のディフェンスが勝敗を分けるポイントとなる。

 対戦成績で得失点差まで並んでいた神戸ストークスとの大一番で、ベルテックス静岡は第1戦を22点差で取り、第2戦は20点差で黒星。神戸と2ゲーム差のままだが、対戦成績のアドバンテージを得ることはできた。青森ワッツも主力を欠きながら熊本を連破し、山形を抜き返して東地区3位に再浮上した。静岡はできれば70点台の勝負に持ち込みたいところ。前節第2戦で44得点のジョーダン・ハミルトンにプレッシャーをかけ続けることができるか。

 愛媛戦で痛恨の連敗を喫したあと、前々節は福岡に会心の勝利を収めながらも、前節は滋賀の地力に屈した奈良。愛媛に再び勝率で並ばれ、最終節の直接対決まで緊張状態が続くことになるだろう。静岡が背後に迫るワイルドカード2位の神戸は次節が滋賀戦、最終節が熊本戦とあって、今節を1つでも落とすとダメージは大きい。奈良は若い林瑛司、神戸は百戦錬磨の道原紀晃がキーマン。日本人スコアラーとしてチームにいい流れを呼び込むのは、はたしてどちらか。

1試合平均11.8得点の活躍を見せる林瑛司 [写真]=B.LEAGUE

文=吉川哲彦

B2第30節試合日程
ライジングゼファー福岡vs滋賀レイクス(@照葉積水ハウスアリーナ)
GAME1:4月5日(金)19時~ GAME2:4月6日(土)15時~

福島ファイヤーボンズvs越谷アルファーズ(@あいづ総合体育館)
GAME1:4月6日(土)15時~ GAME2:4月7日(日)13時30分~

熊本ヴォルターズvs愛媛オレンジバイキングス(@熊本県立総合体育館)
GAME1:4月6日(土)15時~ GAME2:4月7日(日)14時~

山形ワイヴァンズvs新潟アルビレックスBB(@山形県総合運動公園)
GAME1:4月6日(土)16時~ GAME2:4月7日(日)16時~

岩手ビッグブルズvsアルティーリ千葉(@盛岡タカヤアリーナ)
GAME1:4月6日(土)17時~ GAME2:4月7日(日)13時~

ベルテックス静岡vs青森ワッツ(@静岡市中央体育館)
GAME1:4月6日(土)17時~ GAME2:4月7日(日)15時~

バンビシャス奈良vs神戸ストークス(@ロートアリーナ奈良)
GAME1:4月6日(土)17時~ GAME2:4月7日(日)14時~

BASKETBALLKING VIDEO