2024.10.03
Bリーグ開幕9年目の「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」。これまで歴史を築いてきた男たちが、続々と節目の記録を達成している。
12月1日の第9節、琉球ゴールデンキングスの岸本隆一が千葉ジェッツ戦で史上2人目となるB1通算900本目の3ポイントシュート成功を達成すると、翌週の同7日の第10節には、千葉Jの富樫勇樹が三遠ネオフェニックス戦で史上初となるB1通算1100本目の3ポイント成功。さらに、翌8日には、島根スサノオマジックの安藤誓哉も京都ハンナリーズ戦で通算900本目の3ポイントを成功し、史上3番目の達成者となった。
3ポイントシュートにフォーカスを当てれば、現在B1通算のトップ10は、帰化選手のジョシュ・ハレルソンも含めて10人全員が日本国籍の選手。いずれもBリーグが開幕した2016年からプレーする歴史の証人たちだ。
富樫、岸本、安藤のトップ3に続くのは、897本の辻直人(群馬クレインサンダーズ)。ユーモアあるキャラクターが注目されがちだが、今シーズンは3ポイント成功率51.0パーセント(2.7/5.3本)と絶好調。900本の節目は目前で、僅差の上位2人を抜き去り、史上2人目の1000本達成者となる可能性も大いに秘めている。
5位の金丸晃輔(佐賀バルーナーズ)も、800本まで残り3本としておりカウントダウン状態。今週中にも記録達成の知らせが届きそうだ。
ちなみに、トップ10からは漏れたが、11位には昨シーズンのMVPであるD.J・ニュービル(宇都宮ブレックス)が名を連ねている。B1デビューは大阪エヴェッサ時代の2020-21シーズン。ここまで232試合の出場で661本もの3ポイントを決めており、1試合あたりの平均成功数は2.84本。富樫の2.45本を上回るペースで数字を積み重ねている。
なお、日本人史上4人目のNBAプレーヤーとなった河村勇輝は、昨シーズンまで167試合の出場で343本成功(歴代58位)。1試合あたりの成功数は、岸本や安藤を上回る2.05本だった。
1位 1102本 富樫勇樹(千葉J)
2位 902本 岸本隆一(琉球)
2位 902本 安藤誓哉(島根)
4位 897本 辻直人(群馬)
5位 797本 金丸晃輔(佐賀)
6位 766本 安藤周人(A東京)
7位 748本 遠藤祐亮(宇都宮)
8位 745本 藤井祐眞(群馬)
9位 726本 狩野祐介(佐賀)
10位 664本 ジョシュ・ハレルソン(佐賀)
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