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島根が大熱戦の首位対決で先勝…日本代表トリオ擁する三遠は連勝9でストップ

試合最多タイとなる20得点を挙げた島根の安藤誓哉[写真]=B.LEAGUE
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 11月30日、各地で「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」B1第9節が行われ、豊橋市総合体育館では中地区首位の三遠ネオフェニックスと西地区首位の島根スサノオマジックが対戦した。

 開幕から好調だった両チームの対戦は、23回ものリードチェンジが起こる大熱戦となった。第1クォーター終盤に三遠がフリースローで得点を重ねて5点リードするも、第2クォーターはコティ・クラークニック・ケイ安藤誓哉の3本柱が長短のシュートを沈めた島根が31得点を挙げて逆転に成功。前半は三遠の3ポイント成功率15.3パーセント(2/13)に対し、島根が同50.0パーセント(7/14)と、その精度で差をつけた。

 後半も引き締まった試合展開で、第4クォーター突入後も一進一退の攻防が続くなか、残り2分に吉井裕鷹の3ポイントで三遠が一歩前に出たかと思われたが、すぐさまエヴァンスルークの3ポイントで同点。さらに安藤のこの試合6本目となる3ポイントも決まり、島根が鮮やかに再逆転した。

 土壇場で3点ビハインドとなった三遠は、試合時間残り38秒にヤンテ・メイテンがフリースローを獲得するも2本とも失敗。アリーナがため息と歓声に包まれるなか、島根は猛然と走り出したケイが豪快なダンクを叩き込み勝負あり。最後は好機を逃さなかった島根が、85-79で競り勝った。

 西地区最多の12勝目を手にした島根は、クラークと安藤がチーム最多20得点を挙げ、ケイは14得点7リバウンド6アシストでチーム最多のプラスマイナス25を記録。エヴァンスも3ポイント2本を含む16得点と存在感を示した。

 連勝が「9」でストップした三遠は、デイビッド・ヌワバがチーム最多タイの17得点。日本代表トリオの吉井も3ポイント4本中3本を決めて17得点5リバウンド2アシストと奮闘したが、司令塔の佐々木隆成が10得点を上げた一方で1アシスト止まり。3ポイントが武器の大浦颯太も長距離砲が鳴りを潜め8得点と、リーグ屈指の破壊力を誇るオフェンスの持ち味を発揮しきれなかった。

■試合結果
三遠 79-85 島根
三遠|20|24|19|16|=79
島根|15|31|20|19|=85

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