2022.12.27

八木ら計4名がダブルダブルを記録した京都精華学園…東海大福岡を撃破し決勝の舞台へ/ウインターカップ2022

17得点10リバウンドを挙げた八木悠香[写真]=伊藤大允
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 12月27日、東京体育館で「SoftBank ウインターカップ2022 令和4年度 第75回全国高等学校バスケットボール選手権大会」の女子準決勝が行われ、京都精華学園高校(京都府)が東海大学付属福岡高校(福岡県)と対戦した。

 開始早々、京都精華学園が17-0のランでペースをつかむと、その後も堅守で東海大福岡の得点を抑え19-5で最初のクォーターは終了。第2クォーターでは東海大福岡に連続得点を許す場面も見られたが、要所で八木悠香や桃井優がポイントを決め、37-21と16点リードで試合を折り返した。

 迎えた第3クォーター、両チームは一進一退の戦いを続け、京都精華学園は堀内桜花が得点やアシストで存在感を発揮。終わり際には柴田柑菜が3ポイントシュートを沈め、56-37と19点を先行して試合は最終クォーターへ。

 第4クォーターが始まると、イゾジェ ウチェの華麗なレイアップや堀内の“3点プレー”で会場を沸かせた京都精華学園。残り5分を切ったところで20点差と優位に立ち、その後も積極的なプレーで東海大福岡に反撃の隙を与えない。京都精華学園は残り約2分に主力陣を下げ、最終スコア70-47で勝利を飾った。

 2年連続で決勝進出を果たした京都精華学園は、八木が17得点10リバウンド、ウチェが13得点18リバウンド、堀内が13得点13リバウンド、柴田が12得点10リバウンドをマーク。計4名がダブルダブルを達成し、ファイナルに向け弾みのつく勝利を手にした。

 一方、惜しくも準決勝敗退となった東海大福岡はファール アミナタが16得点21リバウンド、伊東友莉香が15得点4リバウンドを記録している。

■試合結果
京都精華学園高校(京都府) 70-47 東海大学付属福岡高校(福岡県)
京都精華|19|18|19|14|=70
東海大福岡|7|14|16|10|=47

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