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12月28日に東京体育館で「SoftBank ウインターカップ2022 令和4年度 第75回全国高等学校バスケットボール選手権大会」の女子決勝が行われ、京都精華学園高校(京都府)と札幌山の手高校(北海道)が対戦した。
ウインターカップ初優勝とともに、「令和4年度全国高等学校総合体育大会 バスケットボール競技大会(インターハイ)」との2冠を目指す京都精華学園はイゾジェ ウチェ、柴田柑菜、八木悠香、堀内桜花、桃井優の5人が先発出場。一方、2011年以来11年ぶり3度目の優勝を狙う札幌山の手は森岡ほのか、野原一華、寺岡海、岡井遥香、谷口憂花がスターティングファイブを務めた。
柴田の3ポイントシュートで先制した京都精華学園だが、相手エースの森岡に2連続で得点を献上。それでも、ウチェがオフェンスリバウンドからシュートを決めると、八木、堀内も続き、開始約3分で11-4とリードを奪った。高さで劣る札幌山の手はアウトサイドから加点。森岡が2本、野原と谷口がともに1本の3ポイントを決めたものの、形勢は変わらず36-22で第1クォーターを終えた。
第2クォーターは序盤から京都精華学園のペースで、ウチェがインサイドで得点を挙げれば、柴田が3ポイントを沈めるなど、開始約5分で53-33と20点差。中盤以降も順調に得点を重ね、65-41と24点差でハーフタイムを迎えた。
札幌山の手は第3クォーター開始早々にインサイドの要を担う岡井が4つ目のファウルを宣告されたが、森岡に加え、谷口、新田杏樹、大山瑚南菜の得点で反撃。ディフェンスで相手を抑える時間帯もあり、80-64と16点差まで詰め寄った。
勝負の第4クォーターは京都精華学園がウチェを中心に、開始3分58秒までに11-0のラン。その後も攻撃の手を緩めることなく試合を進め、99-81の勝利で冬の日本一に輝いた。
■試合結果
京都精華学園 99-81 札幌山の手
京都精華学|36|29|15|19|=99
札幌山の手|22|19|23|17|=81