2024.03.05

“八村塁世代の留学生”モッチ・ラミンが日本国籍の取得を報告「日本人として生活することが夢でした」

[写真]=野口岳彦
バスケ情報専門サイト

 3月4日、社会人バスケットボールチームのJR東日本秋田PECKERSに所属しているモッチ・ラミンが、自身のSNSを通じて日本国籍を取得したことを報告した。

 セネガル出身のラミンは、202センチ108キロのセンター。八村塁(NBAロサンゼルス・レイカーズ)や納見悠仁川崎ブレイブサンダース)、牧隼利琉球ゴールデンキングス)らと同じ1997年世代の26歳。桜丘高校の留学生として来日し、同校2年時のウインターカップで大会ベストファイブに選出される活躍を見せると、大東文化大学に進学後も2年次にインカレで優秀選手賞を受賞するなど、世代を代表する選手として活躍してきた。

 同大卒業後は日本社会人バスケットボール連盟の東北地域リーグに所属しているJR東日本秋田に入社。現在は「企画総務部人事ユニット」に所属しつつ、実業団の選手としてプレーしている。

 ラミンは4日午前10時に自身のXアカウント(@laminembodj4)を更新し、「私は本日、法務省より帰化申請の許可をいただき、日本国籍を取得する事ができました」と報告。続けて、次のように思いを綴った。

「15歳の時に日本の学問を学ぶ為、留学生として来日して、高校、大学に通学しバスケットをしながら、日本の学問を勉強する事はとても大変でしたが、皆様のお陰で両立する事ができました。大学卒業後は日本国内で就職をして、日本の社会人の一員として頑張っています」

「私は日本が大好きで、日本人として生活する事が夢でしたので、今日は特別な日となりました。これからも、日本人として誠心誠意頑張りますので、皆様これからもご指導ご親撻の程、よろしくお願い申し上げます」