2023.12.17

白鷗大が東海大を3点差で下して2年ぶり2度目のインカレ制覇…男女アベック優勝も達成

チーム最多の17得点を挙げた脇真大(写真は2回戦のもの) [写真]=兼子愼一郎
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 12月17日、太田市総合体育館で『第75回全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ2023)』男子決勝が行われ、白鷗大学(関東1位)が東海大学(関東5位)と対戦した。

 3年連続の同一カードによる決勝戦では、2年ぶり2度目の全国制覇に加え、男女アベック優勝を目指す白鷗大と、2連覇を狙う東海大が激突。試合は脇真大の得点で白鷗大が先制すると、嘉数啓希の3ポイントや佐藤涼成のジャンプシュートでリードを奪い、19-14で第1クォーターを終える。しかし、第2クォーターでは開始から東海大に連続8得点を奪われ、逆転を許すことに。その後は一進一退の展開が続き、35-37と白鷗大が追いかける形で試合を折り返した。

 さらに、迎えた第3クォーターでも東海大にリードを広げられ、45-52で最終クォーターへ。それでも、第4クォーターでは、脇やシソコ ドラマネを中心に白鷗大が逆転すると、終盤の攻防も制し、71-68で勝利をつかんだ。

 2年ぶり2度目の優勝を果たした白鷗大は、脇が17得点6リバウンド4アシスト、ドラマネが15得点と活躍。白鷗大は10日に閉幕した女子も優勝しており、日本体育大(1969年、1978年、1981年、1989年、1990年、2001年)と筑波大(2015年)に続く、インカレ男女アベック優勝を達成した。

 一方の東海大は、ハーパージャンローレンスジュニアが18得点、黒川虎徹が10得点7リバウンド4アシストとチームをけん引するも、連覇には一歩届かなかった。

惜しくも準優勝に終わった東海大(写真は2回戦のもの) [写真]=兼子愼一郎

■ 試合結果
白鷗大学 71-68 東海大学
白鷗|19|16|10|26|=71
東海|14|23|15|16|=68