2023.12.16

インカレ男子決勝は3年連続同一カード…連覇目指す東海大とアベックVかかる白鷗大が激突へ

東海大の黒川虎徹[写真]=兼子愼一郎
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 12月16日、太田市総合体育館で『第75回全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ2023)』男子準決勝の第2試合が行われ、東海大学(関東5位)が70-69で専修大学(関東2位)に勝利し、4大会連続の決勝進出を決めた。

 第1クォーター序盤はロースコアの立ち上がりで17-16、第2クォーターも17-17と拮抗した展開のなか、随所にベンチメンバーが躍動した東海大が第3クォーターに26-18と突き放して主導権を奪取。東海大9点リードで突入した最終第4クォーター残り1分をきって同点とされたが、最後は土壇場でハーパー・ジャン・ローレンス・ジュニアがスティールから速攻を繰り出し、値千金のフリースローを獲得。前回王者の東海大がラストプレーまでもつれた大接戦を70-69で制した。

 東海大はベンチスタートだった西田陽成が4本の3ポイントを含むチーム最多15得点を挙げ、黒川虎徹も2ケタ12得点3アシスト2スティールをマーク。さらに轟琉維が3アシスト、中川知定真が9得点と、1年生の活躍も光った。

 一方、専修大は第4クォーターで大爆発した介川アンソニー翔が17得点10リアウンド4アシストのダブルダブル、クベマ・ジョセフ・スティーブが16得点9リバウンド、介川と同じく1年生のジョベ・モハメドが13得点7リバウンドと奮闘したものの、4年ぶりの決勝進出まで一歩届かなかった。

 明日17日15時から太田市総合体育館で行われる決勝は、2年ぶり2度目の全国制覇と男女アベック優勝を目指す白鷗大学(関東1位)と、連覇を目指す東海大が対戦することが決定。3年連続で同一カードの頂上決戦となった。

■ 試合結果
東海大学 70-69 専修大学
東海|17|17|26|10|=70
専修|16|17|18|18|=69

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