2月24日から26日にかけて、各地で第24回Wリーグの第10節が行われた。

デンソーアイリスは東京羽田ヴィッキーズと対戦。デンソーは髙田真希が21得点、赤穂ひまわりが13得点、赤穂さくらが12得点を挙げ、第1戦に99－65で快勝する。さらに第2戦でも、髙田が20得点、さくらが14得点、ひまわりが11得点12リバウンドを奪い、75－52でデンソーが連勝した。

　山梨クィーンビーズと姫路イーグレッツの第1戦、中山彩奈の16得点を筆頭に計6選手が2ケタ得点をマークした山梨QBが81－73で先勝する。しかし、第2戦では白崎みなみが35得点と大車輪の活躍を見せ、姫路が72－69でリベンジを果たした。

　日立ハイテククーガーズと三菱電機コアラーズの第1戦、星香那恵が20得点を挙げた日立ハイテクが、77－61で先勝する。それでも、第2戦では西岡里紗が26得点、渡邉亜弥が19得点11アシスト6スティールと活躍し、三菱電機が81－61で1勝1敗のイーブンとした。

　ENEOSサンフラワーズは新潟アルビレックス BBラビッツと対戦。第1戦では渡嘉敷来夢が28得点12リバウンド、星杏璃が14得点10アシスト5スティールを挙げ、ENEOSが102－59で快勝する。さらに、第2戦でも渡嘉敷が24得点12リバウンドと活躍し、90－55でENEOSが連勝した。

　トヨタ紡織サンシャインラビッツとトヨタ自動車アンテロープスの第1戦、梅木千夏が15得点とチームをけん引し、トヨタ自動車が63－57で先勝する。しかし、第2戦では佐坂樹と平末明日香が10得点をマークし、57－51でトヨタ紡織が雪辱を果たした。

　富士通レッドウェーブとシャンソン化粧品シャンソンVマジックの第1戦、岡田英里の25得点を筆頭に計5選手が2ケタ得点をマークした富士通が、104－64で快勝。それでも、第2戦ではイゾジェ ウチェが20得点10リバウンドと存在感を示し、シャンソンが82－62で1勝1敗の痛み分けとした。

　アイシンウィングスとプレステージ・インターナショナル アランマーレの第1戦、9点ビハインドで第4クォーターに突入したアランマーレだったが、ジリジリと点差を詰めると、最後は嘉数唯の勝ち越し3ポイントが試合終了のブザーとともに決まり、アランマーレが66－63で逆転勝利を飾る。続く第2戦では、峰晴寿音が20得点7スティールを挙げ、アイシンが84－61でリベンジした。

　第10節の対戦結果は以下のとおり。

■【第10節】試合結果
※左側がホームチーム、ニュートラルゲーム（中立地開催）は「N」と記載

東京羽田ヴィッキーズ vs デンソーアイリス
第1戦 65－99
第2戦 52－75

山梨クィーンビーズ vs 姫路イーグレッツ
第1戦 81－73
第2戦 69－72

日立ハイテククーガーズ vs 三菱電機コアラーズ
第1戦 77－61 （N）
第2戦 61－81

ENEOSサンフラワーズ vs 新潟アルビレックス BBラビッツ
第1戦 102－59
第2戦 90－55

トヨタ紡織サンシャインラビッツ vs トヨタ自動車アンテロープス
第1戦 57－63
第2戦 57－51

富士通レッドウェーブ vs シャンソン化粧品シャンソンVマジック
第1戦 104－64
第2戦 62－82

アイシンウィングス vs プレステージ・インターナショナル アランマーレ
第1戦 63－66
第2戦 84－61