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3月30日、高崎アリーナ(群馬県)で第25回Wリーグプレーオフのセミクォーターファイナルが行われ、シャンソン化粧品シャンソンVマジック(5位)がアイシンウィングス(8位)と対戦した。
シャンソンは吉田舞衣の3ポイントシュートから得点をスタート。鷹のはし公歌も3点弾を沈めていくと、開始3分半で12-2と好調なスタートダッシュに成功する。中盤からはアイシンにスコアを返される場面も見られたが、23-20と3点リードで最初の10分間を終えた。
第2クォーターは一進一退の戦いが続き、シャンソンは好守備からの速攻を見せれば、鷹のはしが得点やリバウンドなど攻防両面で存在感を発揮。残り1分を切って吉田がフリースローと3ポイントで5点を返し、44-41と再び3点リードに戻して試合を折り返した。
ハーフタイム明けに主導権を握ったのはシャンソン。イゾジェ ウチェのペイントアタックなどで徐々に点差を広げると、要所で小池遥が長距離砲を炸裂し、一気にリードを2ケタに。終わり際には吉田がフリースローを2本決め、71-56で最後のクォーターへ。
迎えた最終クォーター、シャンソンは飯島早紀や峰晴寿音に得点を許し、残り1分半には2点差まで詰め寄られる苦しい展開に。それでも、吉田が値千金の3ポイントで5点差まで戻すと、鷹のはしも2本のフリースローを沈めて勝負アリ。最終スコア85-79でシャンソンが白星をつかんだ。
クォーターファイナルに駒を進めたシャンソンは、吉田が5本の3ポイントを含む23得点11リバウンドを挙げ、イゾジェは15得点12リバウンド、佐藤由璃果は11得点8リバウンドをマーク。一方、惜しくも勝利を逃したアイシンは飯島、峰晴の2名がともに21得点でチームをけん引した。