2017.07.18

ロケッツのオーナー、24年間保有したクラブ売却を決断「大きな喜びと栄誉だった」

ヤオ・ミン氏(左)の永久欠番セレモニーが行われた2月4日(現地時間3日)、談笑するアレクサンダー氏(右) 写真[]=Getty Images
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 ヒューストン・ロケッツは7月18日(現地時間17日)、オーナーを務めるレスリー・アレクサンダー氏がクラブの売却を決断したと発表した。

 アレクサンダー氏は1993年7月31日(同30日)に8500万ドル(当時約89億円)でロケッツを買収。クラブは1994年、1995年にリーグ制覇を成し遂げ、ここまでの24シーズンでNBA5位となる勝率56.9パーセントを記録した。

 クラブを手放すことを決めたアレクサンダー氏は、公式HPで「過去24年間、ヒューストン・ロケッツを所有したことは私の大きな喜びと栄誉だった。選手たちやコーチたちは、街のために優勝したり、オールスターやオールNBAチームに選出されたり、殿堂入りしたりして、球団とファンのために尽くしてくれた。私は彼らをとおして、真の偉大さを目にすることができた」と想いを述べた。

 なお、ロケッツ最高経営責任者(CEO)のタッド・ブラウン氏は、すぐに買い取り手を探すことはしないとの意向を示している。