2020.10.12

レイカーズが第6戦でドワイト・ハワードに代わってアレックス・カルーソを先発起用へ

ハワード(右)に代わってカルーソ(左)が先発出場へ[写真]=Getty Images
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 10月12日(現地時間11日、日付は以下同)に行なわれるマイアミ・ヒートとのNBAファイナル第6戦を前に、ロサンゼルス・レイカーズは先発陣を変更することになりそうだ。

 NBAの内部関係者が『Stadium』のシャムズ・シャラニア記者へ伝えたところによると、レイカーズはセンターのドワイト・ハワードに代えて、ガードのアレックス・カルーソを起用し、スモールラインナップで臨むことになるという。

 ハワードはジャベール・マギーに代わって、デンバー・ナゲッツとのカンファレンス・ファイナル第4戦からファイナル第5戦まで先発起用されていたものの、勝利した第4戦ではわずか7分49秒、敗れた第5戦でも15分25秒のプレータイムで2得点2リバウンドに終わっていた。

 『The Ringer』のケビン・オコナー記者によると、ハワードはヒートとのファイナルでアンソニー・デイビスと1試合平均14.0分コートで共にプレーしているのだが、100ポゼッションにおける得失点差を指すネットレーティングは-10.8。ハワード不在時の平均25.0分間では+14.5と大きくプラスで、デイビスをセンターに据えたラインナップの方がこのシリーズは効果的だということを示している。

 この先発変更により、レイカーズはレブロン・ジェームズがヒートのジミー・バトラーを多くの時間帯でガードする見込みで、デイビスはこれまでよりも多くの場面でセンター役をこなすこととなる。

 カルーソはヒートとのシリーズでここまで平均23.3分6.8得点2.4リバウンド1.8アシストにフィールドゴール成功率47.8パーセント、3ポイント成功率42.9パーセントと好調。

 レブロンとの相性も良いカルーソは、オフェンスではレブロンに次ぐハンドラー役を務めつつ高確率なショットを沈め、ディフェンスではハッスルプレーと堅実なプレーが求められる。

 レイカーズの3勝2敗で迎えるシリーズ第6戦。レイカーズが10年ぶりにチャンピオンへと輝くのか、それともバトラー率いるヒートが意地を見せて最終戦まで持ち込むのか、必見のゲームとなりそうだ。

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