2024.05.11

序盤から主導権つかんだナゲッツがウルブズに快勝…ヨキッチ、マレーら主力陣が躍動

トリプルダブル級のスタッツを残したヨキッチ(右)[写真]=Getty Images
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 5月11日(現地時間10日)、「NBAプレーオフ2024」のカンファレンス・セミファイナルが開催され、ウェストではデンバー・ナゲッツが敵地のターゲット・センターでミネソタ・ティンバーウルブズとの第3戦に臨んだ。

 開幕から好調な攻防を披露し、最初のクォーターを28-20と先行したナゲッツ。第2クォーターに入ると連続3ポイントシュートなどで点差を広げ、中盤には20点のリードをつかむ場面も。第2戦で不調にあえいでいたジャマール・マレーもテンポ良く個人技を決めていき、56-41の15点リードで試合を折り返した。

 後半に入ってもナゲッツは主導権を譲らず、アーロン・ゴードンマイケル・ポーターJr.らが長距離砲を沈め、93-66と27点を先行して最後のクォーターへ。最後の12分間もナゲッツは強度を落とさず、開始4分にはニコラ・ヨキッチのティップインで100点に到達。中盤には互いに主力を下げ、最終スコア117-90でナゲッツが勝利を収めた。

 シリーズを1勝2敗としたナゲッツは、ヨキッチが24得点14リバウンド9アシスト、マレーが24得点5アシスト3スティールと躍動。ホームで手痛い敗戦となったウルブズはアンソニー・エドワーズが19得点6リバウンド5アシスト、カール・アンソニー・タウンズが14得点5リバウンド3アシストをマークした。

■試合結果
ミネソタ・ティンバーウルブズ 90-117 デンバー・ナゲッツ
MIN|20|21|25|24|=90
DEN|28|28|37|24|=117