2021.03.13

キャリス・ラバートがペイサーズデビューへ、「彼はゲームチェンジャー」とブログドン

ラバートが日本時間14日のサンズ戦に出場へ[写真]=Getty Images
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 今年1月14日(現地時間13日、日付は以下同)に成立した4チーム間の大型トレードで、キャリス・ラバートはブルックリン・ネッツからインディアナ・ペイサーズへと移籍。

 ところが、身体検査をした際に左の腎臓に小さなしこりがあることが発覚したため無期限の離脱が発表されていた。1月末にそのしこりを除去する手術を受け、調整を続けてきたラバートが、3月14日のフェニックス・サンズ戦でペイサーズの一員としてデビューすることになると『ESPN』が報じている。

 ペイサーズは12日終了時点でイースタン・カンファレンス10位の16勝19敗。オールスタービッグマンのドマンタス・サボニスが平均20.8得点11.1リバウンド6.0アシスト、マルコム・ブログドンが平均21.2得点4.6リバウンド6.2アシスト1.2スティールを残しているのだが、TJ・ウォーレンがケガで長期離脱を余儀なくされており、サボニスとブログドンに次ぐクリエーターを必要としていただけに、ラバートの復帰は大歓迎だろう。

 キャリア5年目の今季、ネッツで平均18.5得点4.3リバウンド6.0アシスト1.1スティールを残していたラバートについて、ブログドンは「いい感じさ。僕からすれば、彼はすでにプレーできる準備ができている。彼はそう、完璧なゲームチェンジャーなんだ。スカウティングレポートを変えてしまうほどね。もう1人のダイナミックなスコアラーが入ることで、このチームを助けてくれるさ」と『The Indianapolis Star』へ語っており、大きな期待を寄せていることが分かる。

 現時点でイースト10位とはいえ、4位のボストン・セルティックス(19勝18敗)とはわずか2.0ゲーム差のため、ペイサーズがラバートという新たな武器を加えることで、白星先行となる可能性は十分あると言っていいだろう。