2021.04.19

セルティックスで心機一転を図るジャバリ・パーカーが初戦で11得点と上々のスタート

セルティックスへ加入したパーカー(写真はホークス時代)[写真]=Getty Images
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 4月18日(現地時間17日、日付は以下同)。ボストン・セルティックスはホームでゴールデンステイト・ウォリアーズと対決し、激戦の末に119-114で制して今季最長となる6連勝を飾った。

「これぞ本物のNBAの試合だ。選手たちには私がどれだけ誇りに思っているかを伝えた。この試合における競争レベルの高さは見ていてすばらしいものだった」とウォリアーズのスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)が話したように、この試合ではステフィン・カリーが47得点、ジェイソン・テイタムが44得点とオールスターが競演し、白熱した展開に。

 そんな中、3月26日にサクラメント・キングスからウェイブされ、フリーエージェントとなっていたジャバリ・パーカーがセルティックスデビュー。17日に2年契約を結んだ26歳のフォワードは、ペイントエリアでボールを持つとフェイクからドライブを繰り出し、ターンアラウンドジャンパーを放り込むなど15分45秒の出場で11得点4リバウンドをマーク。

 ここ数年、ジャーニーマンと化していたフォワードについて、マーカス・スマートは「すごく良かったよ。彼がコートへ出たことで、俺たちは間違いなく舞い上がっていた。まだこのチームのシステムを理解できていない段階ではあるけど、しっかりとバスケットボールをプレーしていた。選手としてね」とコメント。

 スコアラーを求めていたブラッド・スティーブンズHC(ヘッドコーチ)も「初戦としては非常に良かったね」と、そのパフォーマンスに合格点を与えていた。

 プレーオフまで残り約1か月という期間にパーカーを加えたセルティックスは、先月のトレードで獲得したモリッツ・ヴァグナーをウェイブ。新たなスコアラーとして迎えたパーカーが初戦で上々のプレーを見せたことは、チームにさらなる勢いをもたらすことになるかもしれない。