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4月12日(現地時間11日、日付は以下同)終了時点で、デンバー・ナゲッツはウェスタン・カンファレンス4位の34勝19敗という好成績を残している。
3月26日のトレードデッドラインでオーランド・マジックからアーロン・ゴードンを獲得後、12日のボストン・セルティックス戦に敗れるまで8連勝と波に乗っていた。
ロースターにはオールスターセンターのニコラ・ヨキッチ、ジャマール・マレー、マイケル・ポーターJr.にウィル・バートンといった選手たちがおり、ゴードンもここまで8試合の出場で平均11.6得点4.1リバウンド2.5アシストにフィールドゴール56.7パーセントと、まずまずの成績を残している。
ただ、このチームはゴードン獲得の代償として、長年ペリメーターディフェンダーとして貢献してきたギャリー・ハリス、新人ガードのRJ・ハンプトンを放出。10日にガードのシャキール・ハリソンと2ウェイ契約を結んだものの、プレーオフへ向けてバックコート強化を狙っているようだ。
13日に地元メディア『THE DENVER POST』が獲得候補として報じたのは、オースティン・リバース。リバースは3月26日に成立した3チーム間のトレードで、ニューヨーク・ニックスからオクラホマシティ・サンダーへ移籍していたものの、今季残りを若手選手たちへ出場機会を与える方針を打ち出していたこともあり、カットされており、制限なしフリーエージェント(FA)となっている。
当初、『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者はリバースについて、ミルウォーキー・バックスとの契約に関心ありと報じていたものの、バックスはベテランガードのジェフ・ティーグと契約を結んだことで、リバースは無所属となっていた。
リバースは193センチ90キロのコンボガードで、ディフェンス力も備わっており、ナゲッツのペリメーターディフェンス強化を助けることができるかもしれない。
なお、ナゲッツは同じくFAのトロイ・ダニエルズ、ジェラルド・グリーンにも関心を示しており、10日間契約を結ぶかもしれないと地元メディアが報道。
ナゲッツは昨季のプレーオフでカンファレンス・ファイナルまで勝ち進んだ。だが今季は王者のロサンゼルス・レイカーズをはじめ、ロサンゼルス・クリッパーズやユタ・ジャズ、フェニックス・サンズといった豪華戦力を有する難敵が乱立しているだけに、プレーオフまでに選手層に厚みを加えておきたいのだろう。