2021.04.27

ウィザーズはスパーズに惜敗して連勝ストップ…復帰した八村は13得点

復帰戦で13得点を記録した八村(写真は3月5日のクリッパーズ戦)[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 4月27日(現地時間26日)、ワシントン・ウィザーズはホームでサンアントニオ・スパーズと対戦した。

 試合は序盤から両チームによる激しい点の取り合いとなる。開始からブラッドリー・ビールが連続得点を挙げると、八村塁もジャンパーを成功。アグレッシブに攻撃を続けたウィザーズは、第1クォーターを34-38で終了し、続く第2クォーターではラッセル・ウェストブルックも得点で活躍。スコアを62-65にしてハーフタイムとなった。

 後半においても両者の攻防は続いた。第3クォーターでもビールはトランジションからレイアップ、フリースローなどで得点を伸ばしていき、八村もドライブから豪快なワンハンドを炸裂。依然としてオフェンスが衰えないウィザーズは、スコアを95-95と同点にして最終クォーターに挑んだ。

 しかし勝負はこの10分間では決着がつかず。ダービス・ベルターンスが3ポイントシュート、アレックス・レンのインサイドなど、ロールプレーヤーも奮闘。クォーター終盤では八村が3ポイント、また試合時間残り15.8秒にビールが同点となるレイアップを成功させ、試合は延長戦へと突入した。

 オーバータイムに臨んだウィザーズ。ビールが開始から6連続得点を挙げると、レンもティップショットを決める。しかしスパーズに3点リード許してしまい、最後はビールの3ポイントが外れたことで、143-146で惜しくも敗戦した。

 連勝記録が「8」でストップしたウィザーズは、ビールが45得点3リバウンド、ウェストブルックが22得点13リバウンド14アシスト、レンが17得点10リバウンドを記録。復帰した八村は13得点6リバウンド1スティール1ブロックをマークした。


■試合結果
サンアントニオ・スパーズ 146-143 ワシントン・ウィザーズ
SAS|38|27|30|38|13|=146
WSH|34|28|33|38|10|=143