2021.04.28

プレーオフ出場を決めたネッツの指揮官「我々はもっと大きなことを見据えている」

就任1シーズン目のナッシュHC[写真]=Getty Images
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 4月28日(現地時間27日、日付は以下同)。ブルックリン・ネッツはトロント・ラプターズを下し、イースタン・カンファレンスのチームとしては一番乗りとなるプレーオフ進出を決めた。

「最高だね。我々はもっと大きなことを見据えている。でもプレーオフ行きを決めたのは最初のステップとしてはいいこと。このグループにとって、残り10試合でこのポジションにいることは非常にポジティブに受け取っている」。

 就任1シーズン目のスティーブ・ナッシュHC(ヘッドコーチ)はそう語り、ネッツは3シーズン連続のポストシーズン進出。一昨季がイースト6位、昨季はイースト7位でプレーオフに進み、いずれもファーストラウンド敗退に終わっているものの、今季このチームが掲げる目標が高いことは明白だ。

 キャリア13年目のベテラン、ジェフ・グリーンは「これは自分たちのことを誇りに思える何かだとは思う。けど僕らはこれがゴールではないことを把握しなきゃいけない。次のステップへと進むべく、プレーオフで自分たちの究極のゴールを成し遂げるためにフォーカスしていかなきゃいけない」と気を引き締めた。

 5月23日にスタートするプレーオフまで残り約1か月と迫っているものの、ジェームズ・ハーデンがハムストリングの負傷で戦線離脱しており、指揮官は復帰について「まだ時間がかかる」とコメントしていることから、プレーオフまでにベストメンバーがそろわない可能性もある。

 ケビン・デュラントカイリー・アービング、そしてハーデンという脅威の“ビッグ3”は7試合しか共にプレーしていない点が気がかりではあるが、ナッシュHCは「このチームの選手たちにはポジティブなムードが漂っている。プレーオフが始まる前に、強固なチームを構築して、さらに向上・進歩し続けていきたい」と話し、前を向いていた。

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