2021.06.30

ヤングが欠場のホークス、ウィリアムズの活躍でシリーズをタイに／NBAプレーオフ

欠場のヤングの代わり、チームをけん引したウィリアムズ［写真］=Getty Images

バスケットボールキング編集部

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　6月30日（現地時間29日）、NBAプレーオフ2021のカンファレンス・ファイナルが行われた。

　イースタン・カンファレンス5位のアトランタ・ホークスは、同3位のミルウォーキー・バックスとの第4戦に臨んだ。ホークスは第3戦のアクシデントにより、右足の骨挫傷と診断されたトレイ・ヤングが欠場。連敗によりシリーズをリードされるなか、エースの代わりにベテランのルー・ウィリアムズがスタメン出場となった。

　苦戦を予想されたホークスだったが、最初の6分間を15－5とリードし、ヤングがベンチで見守るなか、好調なスタートを切る。一時は同点に追いつかれるが、ダニーロ・ガリナーリの連続3ポイントシュートにより、25－22とリードして最初の12分間を終える。

　続く第2クォーターも主導権を握ったホークスは、ディフェンスでバックスを抑え込むことに成功。さらに、前半に13得点をマークしたウィリアムズがオフェンスをけん引し、51－38と2ケタリードにして試合を折り返す。

　しかし、後半開始からヤニス・アデトクンボに次々と得点を許す展開となる。第3クォーター残り7分16秒、クリント・カペラのアリウープダンクに対し、ブロックを狙ったアデトクンボが着地時に負傷するアクシデントが発生。左膝を痛めたアデトクンボは、そのまま自身の足でロッカールームへ下がることに。

　その後、ボグダン・ボグダノビッチが3本の外角シュートを沈め、ホークスが大きく点差を広げる。87－62で迎えた最終クォーターも、リードを保ったホークスが、110−88で勝利。シリーズを2－2のイーブンに戻した。

　ホークスはキャリア初となるプレーオフでの先発となったウィリアムズが、21得点8アシスト5リバウンドと存在感を発揮。加えてボグダノビッチが20得点、カペラとケビン・ハーターが15得点、ベンチから出場のキャメロン・レディッシュとガリナーリが2ケタ得点をマークした。