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7月30日(現地時間29日、日付は以下同)に行なわれるNBAドラフトを直前に控え、魅力的な若手選手を獲得すべく、各チームが指名権を絡めたトレードを模索している。
先日、ニューオーリンズ・ペリカンズとメンフィス・グリズリーズの2チーム間でドラフト指名権を絡めたトレードが成立しており、ドラフト当日のみならず、前日までにもトレードが合意に達する可能性がある。
そんな中、『Bleacher Report』のジェイク・フィッシャー記者は、28日にオクラホマシティ・サンダーがデトロイト・ピストンズへドラフト指名権を絡めたトレードをオファーしたと報道。
その内訳は、サンダーが今年のドラフト1巡目6位指名権とシェイ・ギルジャス・アレキサンダーをパッケージにして、デトロイト・ピストンズが持つドラフト全体1位指名権を獲得しようとしたもの。
ピストンズは定期的に、指名権獲得を狙うチームへ、このチームは1位指名権を必要としていると通達しており、オクラホマ・ステイト大学のケイド・カニングハムを指名することが確実視されていることから、トレードには応じないだろう。
一方、ギルジャス・アレキサンダーはサンダー在籍2シーズン目となった今季、平均23.7得点4.7リバウンド5.9アシストに3ポイント41.8パーセント(平均2.0本成功)を残した現有戦力が誇る23歳のエース。
今夏には延長契約を結ぶ資格を手にするだけに、ドラフトを前にトレード要員へ挙がってしまったことで、チーム側との関係が悪化してしまう可能性が出てきた。サンダーはこれまで、ドラフト指名権を絡めたトレードを何度もしてきただけに、この数日で新たなトレードを成立させるかもしれない。
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