2021.11.29

セルティックスのエネス・カンターが改名、苗字は『フリーダム』に

今季セルティックスへ復帰したエネス・カンター[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 11月29日(現地時間28日、日付は以下同)、ボストン・セルティックスに所属するエネス・カンターがアメリカの市民権を取得し、『エネス・カンター・フリーダム』へ改名すると『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が報じた。

 現在29歳の同選手は、208センチ113キロのセンター。2011年のNBAドラフトでユタ・ジャズから1巡目全体3位指名を受けて入団した。2015年にオクラホマシティ・サンダーへ移籍し、その後ニューヨーク・ニックス、セルティックス、ポートランド・トレイルブレイザーズを渡り歩き、今シーズンセルティックスへ復帰。ここまで9試合の出場で平均4.2得点5.2リバウンドを記録している。

 同選手はトルコ出身だが、トルコ政府への度重なる批判によりパスポートが失効していた。改名後はカンターがミドルネームとなり、フリーダムが苗字となる。

 バスケットボール界では、ルー・アルシンダーがカリーム・アブドゥル=ジャバー、ロン・アーテストがメッタ・ワールド・ピース(現在はメッタ・サンディフォード・アーテスト)、クリス・ジャクソンがマクムード・アブドゥル=ラウーフへと改名している。
 

 

エネス・カンターの関連記事