2021.04.12
NBAキャリア9年目をプレーするエネス・カンター(ボストン・セルティックス)は、これまでユタ・ジャズ、オクラホマシティ・サンダー、ニューヨーク・ニックス、ポートランド・トレイルブレイザーズ、セルティックスの計5チームでプレーしてきた。
2011年のドラフト1巡目全体3位でジャズから指名されたカンターは、208センチ118キロのビッグマンで、これまで634試合(うち先発は222試合)に出場して平均21.8分11.6得点7.6リバウンドにフィールドゴール成功率54.2パーセントを記録。

エンビード(中央)とマッチアップするカンター(右)[写真]=Getty Images
屈強な肉体を武器にペイントエリアの肉弾戦を得意とし、コート内外における発言でも注目を集めてきた。5月20日に28歳を迎えるカンターだが、バスケットボールキャリアを終えた後にWWE(ワールド・レスリング・エンターテインメント)のレスラーへ転身するプランがあるという。
5月14日(現地時間13日)に公開された『Stadium』のシャムズ・シャラニア記者とのインタビュー内で、カンターは「俺は間違いなくWWEレスラーになる。すでにWWEからいくつかオファーをもらってるんだ。でもまずはバスケットボールキャリアをフィニッシュさせないとね」と発言していた。

1998年に実現したタッグマッチ(左からペイジ、マローン、ロッドマン、ホーガン)[写真]=Getty Images
世界最高峰のエンターテインメントと評されるWWEでは、かつてNBA選手もリングに立ったことがある。1997、98年と2年連続でNBAファイナルを戦ったジャズのカール・マローン(元ジャズほか)、シカゴ・ブルズのデニス・ロッドマン(元デトロイト・ピストンズほか)だ。98年夏に、マローンはダイアモンド・ダラス・ペイジ、ロッドマンはハルク・ホーガンとそれぞれタッグを組んで戦った過去がある。
カンターがすぐさまNBAから引退することはさすがにないだろう。だがバスケットボールのコートから去った後、WWEのリングに上がって新たな環境でバトルを繰り広げる可能性は十分ありそうだ。
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