2021.12.29

マブスと契約して2季ぶりにNBAへ戻ってきたブランドン・ナイト「涙がこぼれ落ちたよ」

マブスでNBA復帰を飾ったナイト[写真]=Getty Images
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 NBAは今季、新型コロナウイルスの安全衛生プロトコル入りによって多くの選手たちが欠場となり、延期試合が続いたことで、代替選手と契約を結んで今季の日程を続行させるべく、NBA選手会(NBPA)と先日合意に達した。

 すると各チームはGリーグでプレーする選手たちやドラフト外の若手、さらにはジョー・ジョンソン(ボストン・セルティックス)やランス・スティーブンソン(アトランタ・ホークス)など、NBAから数シーズン遠ざかっていたベテランたちも復帰。

 12月24日(現地時間23日、日付は以下同)にダラス・マーベリックスと10日間契約を結んだブランドン・ナイトのその1人。2シーズンぶりのNBA復帰となった30歳のガードは、29日に『Hoops Hype』へ掲載された記事の中でこう話していた。

「どうやって起こったかは関係ない。僕はこうしてまたNBA(チームの)ジャージーをまとうことができたんだ。涙がこぼれ落ちたよ」。

 2011年のドラフト1巡目全体8位でデトロイト・ピストンズから指名された男は、ミルウォーキー・バックス在籍時に指揮官を務めていたジェイソン・キッドHC(ヘッドコーチ)が現在指揮を執るマブスに加入。

 ここ3試合でいずれもベンチスタートしており、平均18.0分10.0得点2.3リバウンド2.7アシストを記録。28日のポートランド・トレイルブレイザーズ戦では18得点5アシストの活躍で勝利に貢献した。

 NBAキャリア8年を誇るベテランとはいえ、やはり世界最高のプロバスケットボールリーグでプレーできることは最高にうれしかったのだろう。