2022.11.23

ピストンズが接戦でナゲッツを下し7連敗脱出…ゴードンが放った同点弾はリングに弾かれる

第1クォーターだけで13得点を挙げたボグダノビッチ/写真は11月18日のクリッパーズ戦[写真]=Getty Images
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 11月23日(現地時間22日)、デトロイト・ピストンズはアウェーでデンバー・ナゲッツと激突した。

 スタートダッシュに成功したのは、開始から8-0のランを仕掛けたピストンズ。ボーヤン・ボグダノビッチが怒涛の勢いで得点を重ねていき、中盤からはナゲッツに追いつかれるも28-29とほぼ同点で最初のクォーターを終える。続く第2クォーターでは残り約6分からリードをつかむものの、再びナゲッツに点差を縮められ58-57と1点を先行してハーフタイムに突入した。

 第3クォーターでは僅差のまま試合が続いていき、ピストンズはルーキーのジェイデン・アイビーがコースト・トゥ・コーストでチームに勢いをもたらす。終盤にはアレック・バークスがオフェンスで貢献し、83-81と接戦のまま勝負は最後のクォーターへ。

 迎えた第4クォーター、ピストンズはナゲッツが失速している間に得点を奪い、中盤に差し掛かったところで13点のリードを得る。しかし、その後はナゲッツの猛攻を止めきれず、試合時間残り8秒でボグダノビッチが2本のフリースローを沈めて3点のリードを確保。ラストはジャマール・マレーが2本目のフリースローをあえて外したが、同点を狙ったアーロン・ゴードンのジャンプシュートはわずかに逸れ、110-108でピストンズが接戦を制した。

 7連敗から脱出する白星をつかんだピストンズは、ボグダノビッチが22得点9リバウンド4アシストでけん引。ベンチからはバークスが21得点3スティール、ケビン・ノックスが17得点8リバウンドを挙げ、要所でチームをつなぐ働きを見せた。敗れたナゲッツは、ニコラ・ヨキッチが31得点9リバウンド10アシストと、トリプルダブル級のスタッツを残している。

■試合結果
デンバー・ナゲッツ 108-110 デトロイト・ピストンズ
DEN|29|28|24|27|=108
DET|28|30|25|27|=110