2022.12.18

一部の実戦練習を再開した八村塁…ウィザーズ指揮官「万全な状態で復帰してほしい」

5対5以外の実戦練習には参加できるようになったという八村[写真]=Getty Images
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 12月18日(現地時間17日)、ワシントン・ウィザーズのウェス・アンセルドJr.ヘッドコーチが行った会見の模様を、クラブ公式Twitterが動画で伝えた。

 会見では足首の負傷により欠場している八村塁、太もも裏側を負傷しているデロン・ライトとブラッドリー・ビールについての話題となった。

 前日に3対3の練習を行ったことが伝えられていた八村について指揮官は、「復帰に向けて調整を行なっている。近いうちに5対5の練習ができることを願っているが、そのための練習時間が限られている。彼が万全な状態になるよう、急がせずじっくりと治してほしい」と時間をかけて復帰へのプロセスを踏んでいる段階だと語った。

 八村は順調に回復しているようで、5対5以外の実戦練習には参加できるようになったという。しかし、八村の足首の状態について聞かれると、アンセルドJr.HCは「まだ少し違和感はあるみたいだ」とコメントしており、100パーセントの健康状態には戻っていないようだ。

 現在遠征中のウィザーズは、12月15日のデンバー・ナゲッツ戦から24日のサクラメント・キングス戦まで、ウェスタン・カンファレンスのチームと敵地で6試合を行う。「この遠征中に八村やライトが5対5に参加できることを願っている」と話す指揮官だが、移動時間などにより練習日が限られていることも、コンディションを上げる障害となっていると語った。

 エースのビールについては、「昨日の練習にはフル参加しており、順調に仕上がってきている。その前日も(ロサンゼルスに)到着後、個人練習を行った」と復帰に向けて最終段階であることを伝えつつ、「焦らず万全な状態で復帰してほしい」と語った。

 3人について「復帰に向けて慎重に調整してほしい」と話す指揮官だが、現在ウィザーズは9連敗と苦しい状況だ。明日19日はリーグ屈指のスター軍団であるロサンゼルス・レイカーズとの一戦が控えており、ウィザーズが連敗をストップできるか注目となる。

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