2023.06.24

左ヒザの治療を続けるロンゾ・ボール…3度目の手術により2023-24シーズンは全休か

昨年1月から欠場が続いているボール(中央)[写真]=Getty Images
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 6月23日(現地時間22日)、シカゴ・ブルズはガードのロンゾ・ボールが来シーズンに復帰しない見込みであることを発表した。現地メディア『Bleacher Report』が伝えている。

 今年3月に左ヒザの軟骨移植を受けることが発表され、2023-24シーズンの大部分をプレーできない可能性が浮上していたボール。すでに2度の手術を受けていたものの、左ヒザの違和感を解消することはできず。球団や代理人のクラッチスポーツ、専門家の相談の末、3度目の手術を行うに至った。

 球団のバイスプレジデントを務めるアルトゥラス・カルニショバス氏は、ボールが来シーズンを全休する可能性について示唆し、その場合の対策もすでに練っているという。

「我々の予想では、彼は来シーズンに戻ってこないだろう。彼は治療を続けて、もし復帰できるのならそれは素晴らしいことだ。だが、我々はこのオフシーズンの治療を経て、彼が戻ってこないことを想定してシーズンに備えなければならない」

 2021-22シーズンからブルズに移籍し、出場した35試合では1試合平均13.0得点5.4リバウンド5.1アシストに加え、42.3パーセントの3ポイントシュート成功率を記録していたボール。だが、2022年1月15日のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦を最後に、コートに立つことができていない。

 ボールの欠場を受け、同じくガードのコービー・ホワイト、アヨ・ドスンムにも契約延長を持ちかける予定と語ったカルニショバス氏。ボールの復帰時期は依然として見通しがつかず、球団は難しいチーム作りを強いられるだろう。

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