2023.01.20

ブルズが主力選手のトレードを計画か…残留の可能性が最も高いのはアレックス・カルーソ?

控えからブルズをけん引しているカルーソ/写真は現地11月30日のもの[写真]=Getty Images
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 2月10日(現地時間9日)に迫るNBAのトレードデッドライン。東西の各チームが水面下で動きを見せており、18日時点でイースタン・カンファレンス10位(21勝24敗)につけているシカゴ・ブルズもその1球団に挙げられる。

 デマー・デローザンザック・ラビーンニコラ・ブーチェビッチなど、過去オールスターに選出されたプレーヤーを計5名抱えているブルズだが、彼らのなかにはトレードのアセットに組み込まれている選手もいるようだ。現地メディア『Chicago Sun-Times』のジョー・カウリー記者が伝えている。

 加えて、同記者はガードのアレックス・カルーソが最もトレードされる可能性の低いプレーヤーと報道。今シーズン、カルーソは1試合平均5.6得点2.9リバウンド3.5アシストをマークしており、ブルズは彼のディフェンスも高く評価しているようだ。

 2月には29歳を迎える同選手だが、優勝に貢献したロサンゼルス・レイカーズ時代から披露していた強烈なペリメーターディフェンスは健在。また今シーズンは3ポイントシュートを39.5パーセントで沈めており、20日のデトロイト・ピストンズ戦では2得点3リバウンド3アシスト4スティール3ブロックと、多彩な活躍でチームの勝利に貢献している。

 昨年1月から司令塔のロンゾ・ボールがヒザのケガに苦しみ、復帰予定が未定なことからもカルーソはブルズにとって貴重なガードだろう。長らく完全体から遠のいているブルズだが、球団はロスターにどのような変化を加えるだろうか。

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