2024.05.03
1月29日(現地時間28日、日付は以下同)。シカゴ・ブルズが敵地でオーランド・マジック相手に128-109で勝利し、今シーズンの戦績を23勝26敗とした。
ブルズではデマー・デローザンが32得点8アシスト、ザック・ラビーンが32得点、ニコラ・ブーチェビッチが26得点13リバウンド6アシスト2ブロック、パトリック・ウィリアムズが16得点6リバウンドをマーク。
とはいえ、昨シーズンにイースタン・カンファレンス6位の46勝36敗を残して5年ぶりのプレーオフ進出を飾ったチームは、ここまでイースト11位と、プレーイン・トーナメント進出圏外。
9位のインディアナ・ペイサーズ(24勝27敗)、10位のワシントン・ウィザーズ(23勝26敗)とはゲーム差がなく、タイブレイク方式によって11位にいるため、ポストシーズン進出の可能性は十分残っているのだが、2月10日のデッドラインが近づくにつれて、トレードの噂が増えてきている。
ブルズでは控えセンターのアンドレ・ドラモンド、さらにはアレックス・カルーソも放出候補に挙がっているとNBAインサイダーのマーク・スタイン、『Yahoo! Sports』のジェイク・フィッシャー記者が報道。
29日には、複数のチームがカルーソをトレードで獲得できる可能性があるのか尋ねてきたと地元メディア『NBC Sports Chicago』のKC・ジョンソン記者が報じており、そのリストにはニューヨーク・ニックスとゴールデンステイト・ウォリアーズが含まれているという。
カルーソはドラフト外からはい上がり、ロサンゼルス・レイカーズでローテーションメンバーとなって2020年に優勝を経験。攻防両面で有能なロールプレーヤーとして貢献するハードワーカーで、プレーオフ進出やチャンピオンシップ獲得を狙うチームから重宝されるタイプの選手だ。
28歳のカルーソは、今シーズンもここまで43試合に出場して平均24.5分5.6得点3.0リバウンド3.3アシスト1.7スティールを残しており、マジック戦でも約21分のプレータイムで7得点2リバウンド3アシスト2スティールの活躍で勝利に貢献しており、ローテーションの一角を務めている。
2024-25シーズンまで契約が残るカルーソのトレードの見返りとして、ブルズ側はドラフト1巡目指名権2本を求めていると同記者が報じている。デローザン、ラビーンというリーグ有数のウイング陣を擁するブルズが、デッドラインに向けてどんな動きを見せるかは気になるところだ。
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