2024.08.02
今シーズンのシャーロット・ホーネッツは、開幕序盤に8連敗を喫すると、昨年12月にも8連敗に陥るなど黒星先行となり、47試合を終えた時点でイースタン・カンファレンス14位の13勝34敗。
1月22日(現地時間21日、日付は以下同)にアトランタ・ホークスを122-118で下し、ホーネッツは今シーズン2度目の2連勝。だがここまでフル出場しているのはメイソン・プラムリーとジェイレン・マクダニエルズのみで、PJ・ワシントンが46試合に出ているものの、主力のケガ人が多いのも事実。
チームトップの平均23.5得点8.2アシストを誇るラメロ・ボール、同13.5得点4.7リバウンド4.0アシストを残すゴードン・ヘイワードがそれぞれ25試合、同20.2得点5.1リバウンド1.6スティールを記録するケリー・ウーブレイJr.は12試合、同21.3得点4.1リバウンド5.3アシストをマークするテリー・ロジアーも10試合を欠場している。
ケガ人が多いことで選手たちがなかなかそろわないこともあり、ホーネッツはチームとしての勝ち方を構築できていないとヘイワードは言う。
「僕らは勝利する方法を学ばなければいけないのは確かだね。このリーグでは難しいことなんだ。僕らは今、どんな試合だろうと勝たないといけない。それを構築して、これまでうまくできなかったことを改善していこうとしている」
チーム戦績がリーグワーストクラスに低迷していることもあり、2月10日のトレードデッドラインに向けて、ホーネッツはヘイワード、ロジアー、ウーブレイJr.のトレードに関するトレードトークに耳を傾けていくと22日にNBAインサイダーのマーク・スタインが報じている。
ホーネッツは複雑な状況にあるのだが、キャリア8年目でチーム内ではベテランの部類に入るロジアーは地元メディア『The Charlotte Observer』へこう話していた。
「僕らは一丸になって勝利しようとしているんだ。相手のなかには僕らのことやこのチームの戦績を見て、リラックスしてしまっているかもしれない。けど僕らはハードにプレーしようと努力しているし、自分たちでコントロールできることをやっている。確かに、この2試合はそれを実行して勝つことができた。だから僕らとしては楽しみにしている。これが続けばいいね」
プレーイン・トーナメントの最終枠にいるイースト10位のシカゴ・ブルズ(21勝24敗)とは9.0ゲーム差のため、ポストシーズン進出のためには依然として厳しい状況ではあるものの、その可能性がなくなったわけではない。ホーネッツがここから巻き返すことができるのか、注目していきたい。
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