2023.01.19

通算アシスト数で球団史上1位になったヨキッチ「僕が目指していることは…」

3試合連続でトリプルダブルを記録中のヨキッチ[写真]=Getty Images
国内外のバスケ情報をお届け!

 1月19日(現地時間18日、日付は以下同)にホームのボール・アリーナで行われたミネソタ・ティンバーウルブズ戦。デンバー・ナゲッツは試合時間残り2分51秒で5点ビハインドを背負うも、ニコラ・ヨキッチのフリースロー2本、ジャマール・マレーの長距離砲で追いつくと、残り55.2秒にマレーのフローターで逆転し、最終スコア122-118で白星を手にした。

 今シーズン最長の8連勝としたナゲッツは、ヨキッチが31得点11リバウンド13アシストで3戦連続のトリプルダブル、マレーが28得点4アシスト2スティール、ブルース・ブラウンが16得点5リバウンド4アシスト、アーロン・ゴードンが12得点、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープが11得点3スティール。

 ナゲッツは32勝13敗とし、ウェスタン・カンファレンス首位の座を堅持。そしてヨキッチはレギュラーシーズン568試合目を終えて通算3686アシストとし、アレックス・イングリッシュ(元ナゲッツほか)が保持していた通算3679アシストを抜き、フランチャイズ史上トップに躍り出た。

 この快挙にマレーは「僕らがみんなでちょっと拍手をしたんだ。たくさんパスしたってことだからね。すごく感動的なことさ」と相棒を祝福。ヨキッチは2シーズン連続でMVPに選ばれており、今シーズンもこの試合を終えて平均25.1得点11.0リバウンド9.9アシスト1.4スティールにフィールドゴール成功率62.6パーセントを記録。15日に『NBA.com』へ公開された最新版のMVP候補ランキングでも堂々トップにランクインしている。

 そんなヨキッチは「たくさんのアシスト数を残していると、有能なチームプレーヤーなんだと示すことができる。それが僕の目指していることなんだ。僕は本当にいいチームプレーヤーだったと人々に記憶してもらいたい」と語っていた。

 セルビア出身の万能型ビッグマンは、今シーズンもトリプルダブル数でリーグ最多の14度をマークしており、リーグトップの戦績を争うナゲッツを見事にけん引している。

BASKETBALLKING VIDEO