2023.04.27

2年ぶりにPO1回戦を突破したナゲッツ…指揮官は「選手たちのことが本当に誇らしい」

ナゲッツのヨキッチ(右)とウルブズのタウンズ(左)[写真]=Getty Images
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 4月26日(現地時間25日、日付は以下同)。ウェスタン・カンファレンス第1シードのデンバー・ナゲッツは、第8シードのミネソタ・ティンバーウルブズとの「NBAプレーオフ2023」ファーストラウンド第5戦を112-109で制し、4勝1敗でカンファレンス・セミファイナルへ駒を進めた。

 ナゲッツのマイケル・マローンHC(ヘッドコーチ)は「シリーズに勝つこと、私は第8シードだろうが第1シードだろうと気にしない。プレーオフでシリーズを制することは難しいんだ。だから、私はシンプルに、選手たちのことが本当に誇らしい」と、選手たちを称えた。

 この試合、ナゲッツは最大15点ビハインドを背負う劣勢となり、最後はウルブズのアンソニー・エドワーズが“決めれば同点”という3ポイントシュートを落としたことで、逃げ切ることに成功。

 ゲームハイの35得点に4リバウンド5アシストをマークしたジャマール・マレーは「僕らは劣勢から戦い、最高の仕事をした。でもプレーオフではこんな立ち位置にはいたくないね」と語り、こう続けていた。

「だから、ショットが決まらない時や自分たちが望むショットを打てない時、落としている時は、アグレッシブに行きたい。自分たちのディフェンスを頼りにし、相手をストップしなきゃいけないんだ」

 2020年以来、3年ぶりのプレーオフとなったマレーは、チームトップのシリーズ平均27.2得点に5.6リバウンド6.4アシスト1.0スティールと大活躍。ニコラ・ヨキッチが同26.2得点12.4リバウンド9.0アシスト1.2スティールと、ナゲッツは3年前にチームをカンファレンス・ファイナル進出へ導いた両輪が健在。

 さらにマイケル・ポーターJr.がシリーズ平均16.4得点8.2リバウンド、アーロン・ゴードンが同13.4得点7.0リバウンド1.8アシスト、ブルース・ブラウンが同11.4得点4.0リバウンド2.4アシスト1.2スティール、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープが同10.4得点2.8リバウンドと、計6選手が平均2ケタ得点を残した。

 そのナゲッツがカンファレンス・セミファイナルで対戦するのはフェニックス・サンズ。ロサンゼルス・クリッパーズを4勝1敗で下したチームは、デビン・ブッカーケビン・デュラントというリーグ最高級のスコアラーを2人も擁する難敵。

 両チームは2年前、2021年のカンファレンス・セミファイナルで対決し、サンズが4戦負けなしのスウィープでナゲッツを撃破している。30日にホームのボール・アリーナで幕を開けるシリーズ初戦に向けて、ナゲッツとしては入念な準備をしていきたいところだ。

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