2023.04.29
1月29日(現地時間28日、日付は以下同)。デンバー・ナゲッツはフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦に臨み、一時は15点をリードしていたものの、最終スコア119-126で敗れた。
ナゲッツではニコラ・ヨキッチが24得点8リバウンド9アシスト2ブロック、マイケル・ポーターJr.が20得点6リバウンド、アーロン・ゴードンが18得点5リバウンド3アシスト、ボーンズ・ハイランドが11得点を記録。
今月に入って9連勝を飾るも、ここ4戦で1勝3敗と負け越しているのだが、この試合では左腰の張りのため26日のミルウォーキー・バックス戦を欠場し、この日も出場が微妙だったジャマール・マレーが先発出場。ヨキッチに次ぐ22得点に4リバウンド6アシストを残す奮闘を見せた。
2021年4月中旬に左ヒザの前十字靭帯(ACL)を断裂したことで、昨シーズンを全休したマレーは、今シーズンここまで42試合に出場して平均32.4分19.1得点4.1リバウンド5.7アシストを残し、ヨキッチとともにナゲッツをけん引。チームは34勝16敗でウェスタン・カンファレンス1位の座を堅持している。
そこで気になるのは、ウェスト首位に立つチームからオールスターに選出される選手がどれだけ出てくるのか。ヨキッチはすでに5年連続のオールスター出場をスターター枠で飾っているものの、2月3日に各チームのヘッドコーチ(HC)たちの投票によってリザーブ枠にどの選手が選ばれるのかが注目されている。
マレーにもそのチャンスが十分あるのだが、29日に『The Denver Post』へ公開された記事のなかで、25歳のスコアリングガードは自信をのぞかせていた。
「オールスター入りするかどうかは、僕の成功を左右することじゃない。僕はチャンピオンシップを勝ち取りたいんだ。…それに、自分はすでにこのリーグでベストな1人なんだと分かっている。僕にはその自信がある。僕にはその検証をする必要がないのさ」
ウェストのリザーブ枠で選出濃厚と評されているのは、シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(オクラホマシティ・サンダー)やジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ)、デイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)、ドマンタス・サボニス(サクラメント・キングス)、ラウリ・マルッカネン(ユタ・ジャズ)といった選手たち。
もしナゲッツから2人以上がオールスター入りすれば、2010年のカーメロ・アンソニー(現無所属)、チャウンシー・ビラップス(元デトロイト・ピストンズほか/現ブレイザーズ指揮官)以来となるだけに注目だ。
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