最新版のMVP候補ランキングが公開…ナゲッツのニコラ・ヨキッチがトップへ浮上

2シーズン連続でMVPに選ばれているヨキッチ[写真]=Getty Images

　12月31日（現地時間30日、日付は以下同）。『NBA.com』へ、最新版のMVP候補ランキングが公開され、先週2位にいたニコラ・ヨキッチ（デンバー・ナゲッツ）がトップに立った。

　キャリア8年目の今シーズン、セルビア出身の万能型センターは30日終了時点で、平均33.6分25.7得点10.8リバウンド9.4アシスト1.5スティールにフィールドゴール成功率61.9パーセントを記録。

　得点は19位、リバウンドが7位、アシストが3位、スティールが14位、フィールドゴール成功率で10位と、今シーズンも複数のカテゴリーでリーグ上位におり、トリプルダブルもリーグ2位の7度を残している。

　チームはウェスタン・カンファレンス2位の22勝12敗。1位のニューオーリンズ・ペリカンズとはゲーム差なしで、ヨキッチはプレータイム、得点、リバウンド、アシスト、スティールでいずれもチームトップの成績を誇っている。

　今回1位になったとはいえ、現時点でMVPと決めつけるのはもちろん時期尚早ではあるものの、もし今シーズンもヨキッチがMVPに輝けば、3シーズン連続となる。

　NBA史上、3シーズン連続でMVPを手にしてきたのはビル・ラッセル（元ボストン・セルティックス／1961～1963年）、ウィルト・チェンバレン（元フィラデルフィア・ウォリアーズほか／1966～1968年）、ラリー・バード（元セルティックス／1984～1986年）のみ。ヨキッチがNBA史上4人目の快挙を達成する可能性は、十分あると見ていいだろう。

　なお、2位から10位までは下記のとおり。先週トップ10圏外にいたジェイレン・ブラウン（セルティックス）が入っている。
※チーム名は略称、カッコ内右側の順位は先週のもの