2024.06.28

ドラフト1巡目、レイカーズはコネクトを指名…レブロンも注目のスコアラー

レイカーズはドラフト1巡目17位でダルトン・コネクトを指名 [写真]=Getty Images
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 6月27日(現地時間26日、日付は以下同)、「NBAドラフト2024」初日がバークレイズ・センターで開催された。

 ロサンゼルス・レイカーズは、全体17位でテネシー大学のダルトン・コネクトを指名。198センチ97キロのコネクトは、NCAA屈指のスコアラーとして活躍。ノーザンコロラド大学を経てテネシー大学に編入した2024年のスタッツは、平均21.7得点4.9リバウンド1.8アシストを記録。4月には、全米のカレッジ選手の中で最も優れたスモールフォワードに与えられる“ジュリアス・アービング賞”を受賞している。

 さらに、コネクトはすでに“キング”レブロン・ジェームズからも注目を集めている模様。約2か月前、ロッカールームのインタビューでNCAAの視聴率に関する質問を受けたレブロンは、次のようにコメントしている。

「俺たちは、パデューとテネシーの試合を見た。ザック・イディーとコネクトが見たかったからね。魅力的な選手たちは注目を集めているし、それは視聴率にもあらわれるだろう」

 レブロンが言及した試合は、パデュー大学とテネシー大学の“マーチ・マッドネス”(NCAAトーナメント)準々決勝を指す。試合は72-66でパデュー大学が勝利したが、この試合でコネクトはチームハイの37得点を記録し、3ポイント成功率は60%(10本中6本成功)をマークしている。レイカーズからの指名を受け、コネクトは次のようにコメントした。

「ドラフトで名前が呼ばれ、僕の夢が叶った。ロサンゼルスで、レブロンやAD(アンソニー・デイビス)と一緒にプレーできることが今からとても楽しみだ」

 もっとも、レブロンはレイカーズとの契約をあと1年残しているものの、プレーヤーオプションを破棄して制限なしFA(フリーエージェント)となる可能性が残っているため、現時点でレイカーズ残留が保証されているわけではない。ドラフト2巡目以降で息子ブロニー・ジェームズの指名があるかも気になるところだが、コネクトという有望株の獲得がレブロンにどう響いているか。今後の動向に注目したい。

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