2024.06.28
ロサンゼルス・レイカーズが新たな監督候補の招聘を筆頭に来シーズンに向けた準備を進めているなか、レブロン・ジェームズもソファでNBAファイナルを観戦しながら身の回りの環境を整えているようだ。
そのひとつが、SNSのフォロー整理である。キングは最近、NBAにおける3人の有名人のフォローを解除。NBA選手のフォローを監視する特殊なSNSアカウント「NBA Alerts」によれば、「ESPN」の著名アナリストであるケンドリック・パーキンス、ブルックリン・ネッツのベン・シモンズ、今年4月に引退を発表したブレイク・グリフィンが今回の整理対象になったようだ。
現役時代にボストン・セルティックスで優勝を経験し、オクラホマシティ・サンダーなどでもプレーしたパーキンスは、辛口評論家として人気を集めている。恐らく、そんなパーキンスの辛辣な発言がレブロンの癇に障ったのだろう。レブロンは「NBAファイナル2024」開幕前、クリーブランド・キャバリアーズで共に優勝を経験したカイリー・アービングに言及し、一緒にプレーしていたことを懐かしがっていた。パーキンスはこれに対して、以下の皮肉を放っている。
「また始まりましたね。レブロンが誰かの貴重な時間に首を突っ込んでいます。これ(NBAファイナルに参戦している選手)は君に関係することではありません。君のチームは家にいますよ」
「Twitterで私をアンフォローすることを想像してみてほしい。それでも、君たちは毎日、私をテレビで見ることになります。私はどこにも行く気はありません。レブロンは敏感です。私が数回同意しなかっただけで、彼は感情的になります。私に電話をかけてくるわけでも、テキストを送ってくるわけでもありません」
2016年にドラフト1位でNBA入りを果たしたシモンズは、かつて“次世代のレブロン・ジェームズ”と言われるほどにその将来を期待されていた。そのポテンシャルはキング本人も認めており、オフシーズンには共にワークアウトに励んだ過去もあるほどだ。
しかし、シモンズは度重なるケガでかつて思い描いていたNBAキャリアを歩めていない。また、同選手は昨年10月以来、X(旧Twitter)を更新しておらず、投稿頻度の少なさもアンフォローに関連していると推測される。
同じくグリフィンもSNSでは決して口数が多くない選手だが、彼のフォローを外した詳細な理由は不明。
一挙一動に何かと注目が集まるレブロン。彼とSNS上で良好な関係を築きたい友人各位は、誠実さと定期的な更新が必要なのかもしれない。
文=Meiji
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