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カーボ・ベルデを破ったフィンランドが今大会初勝利［写真］＝伊藤大允
8月31日、「FIBA バスケットボールワールドカップ2023」順位決定ラウンドが行われ、日本代表（FIBAランキング36位）と9月2日に対戦予定のカーボベルデ代表（同64位）が、フィンランド代表（同24位）と対戦した。
この試合では、カーボベルデは立ち上がりから積極的に攻撃を仕掛けるフィンランドのエース、ラウリ・マルカネン（ユタ・ジャズ）に手を焼き、主導権を渡すことに。第1クォーターを16－28とビハインドで終えたカーボベルデは、その後も流れに乗り切ることができず、39－54と点差を広げられてハーフタイムを迎えた。
後半でカーボベルデはフィンランドの主軸であるマルカネンを止められず、流れをつかむことができない。カーボベルデも221センチの高さを誇るエディ・タバレスを中心に追い上げを図るも、なかなかスコアを伸ばせず、56－77で第3クォーターを終えた。
第4クォーターもフィンランドのペースで試合が進み、カーボベルデは点差を詰めることができず。前半に背負ったビハインドが尾を引き、77－100で敗戦した。
カーボベルデはタバレスが14得点12リバウンドのダブルダブルを記録するなど奮闘。そのほか3選手が2ケタ得点を挙げたが、34得点9リバウンドを奪ったマルカネンを中心に、バランスよく得点を重ねたフィンランドの前に敗れた。
日本代表の順位決定ラウンド初戦はこの後、31日20時10分から沖縄アリーナで行われる。試合の模様は日本テレビ系列と、沖縄エリアではNHK沖縄でもテレビ中継が行われるほか、DAZNとTVerでライブ配信される。
■「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」順位決定ラウンド グループO（＠沖縄）試合結果
カーボベルデ代表 77－100 フィンランド代表
CPV｜16｜23｜17｜21｜＝77
FIN｜28｜26｜23｜23｜＝100
