2021.12.09

【秋田 vs A東京】秋田はA東京のボール運びにプレッシャーをかけて主導権を握りたい

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秋田ノーザンハピネッツ vs アルバルク東京(@CNAアリーナ☆あきた)
第1戦:12月11日14時5分 第2戦:12月12日14時5分

 秋田ノーザンハピネッツがホーム、CNAアリーナ☆あきたにアルバルク東京を迎え撃つ。この顔合わせは11月10日に行われており、88−73でA東京が勝利した。

 この試合では秋田のジョーダン・グリンが22得点と奮起。しかし、A東京のセバスチャン・サイズが23得点9リバウンド、アレックス・カークが13得点8リバウンド、ライアン・ロシターが13得点7リバウンドを挙げるパフォーマンスを見せた。

 秋田はA東京戦後、レバンガ北海道新潟アルビレックスBBとの対戦で確実に勝ち星を重ねて4連勝。ここまで9勝7敗と貯金2で東地区6位に位置しており、上位を常にうかがっている状況だ。もちろんそれを支えているのはインテンシティの高いディフェンス。1試合の平均失点は76.6と、リーグ全体で8位に位置する。

 対するA東京は前節の第1戦、川崎に攻防両面で圧倒され今シーズン初めてホームゲームを落とした。キャプテンの田中大貴が「このような試合をしてはいけない」と反省して臨んだ第2戦では、試合の強度を上げたA東京が川崎を振り切り96−90と勝利した。この試合で今シーズン初めてカーク、サイズ、ロシターを同時にコートに立たせる“A東京版3ビッグ”を披露。まだ試運転の状況だが、その高さは相手チームの脅威となるだろう。

 今回の対戦では、秋田は自分たちのペースで試合を進めたいところ。そのためにもバックコート陣がいかにディフェンスで主導権を握れるかにかかっているだろう。対するA東京は、ボールハンドラーがターンオーバーを抑えられるか。ボール運びは川崎戦で苦戦したところを見せていたため、秋田のスカウト陣がどう対応するかにも注目したい。

■ロスター
・秋田(HC:前田顕蔵)
王偉嘉
大浦颯太
田口成浩
ジョーダン・グリン
アレックス・デイビス
川嶋勇人
伊藤駿
中山拓哉
長谷川暢
多田武史
保岡龍斗
カディーム・コールビー ※インジュアリーリスト
コルトン・アイバーソン
古川孝敏

・A東京(HC:ルカ・パヴィチェヴィッチ)
小島元基
ジョーダン・テイラー
吉井裕鷹
安藤周人
ザック・バランスキー
セバスチャン・サイズ
菊地祥平
平岩玄
ライアン・ロシター
田中大貴
笹倉怜寿
アレックス・カーク
小酒部泰暉

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